引っ越し大名!のレビュー・感想・評価
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ピエール瀧
カットしなくて大正解
原作未読。高速参勤交代も未見です。
お話が良くも悪くも起伏に欠ける、ザ邦画です。
監督、無難にまとめたなと。
役者はみなさんよかったです。特に高橋一生。
同じく松竹制作の決算!忠臣蔵も期待してます
楽しい映画
楽しい映画である。役と役者の相性がいいから物語の設定が無理なく頭に入って来る。プロットが解りやすくて冒頭を少し観れば凡その結末まで見通せるので、あとはひとつひとつのシーンを愉しめばいい。水戸黄門みたいなものだ。
J-POPを聞くことがないから星野源はテレビドラマ「逃げ恥」で初めて知った。気が弱くて優柔不断だが、仕事では非常に優秀なSEの役で、役にピッタリ合った演技ができていた。本作品で演じた主人公も、「逃げ恥」と同じような感じの性格の役である。だからまたしてもピッタリとはまっていた。今後は流石に二枚目の役は難しいだろうが、普通に見えてどこかエキセントリックな人物なら、善玉でも悪玉でも上手に出来そうである。
高橋一生がこういう豪傑と言うか、いたずら好きのガキ大将がそのまま大人になったような役を演じたのははじめて観た。ボソボソと台詞を喋るイメージだったのに、本作品の鷹村の役ではこれまでの演技とは打って変わって野太い声が出ているし、動作も大きい。泣くのも笑うのも酔っ払うのも豪快だ。もはや線の細さなどどこにもない。こちらも名演技である。
高畑充希が演じた於蘭の役は意外に難しい役である。この立場の女性が主役たちに絡むには、脚本が強引すぎる。それを百も承知で力技で役にしてしまった。高畑充希には場の雰囲気を全部持っていくようなところがある。他の女優さんでこの役ができそうな人をあれこれ考えたが、思い浮かばなかった。それほどはまり役だったということなのだろう。
将軍は綱吉と言っていたから、関ヶ原の戦いから少なくとも80年以上が経過している。現代史で考えるなら1945年9月2日の降伏記念日から74年経過した現在と同じくらい、戦の記憶が遠くなっていたと思う。現代とは時間の流れが違うから一概にいえないかもしれないが、たとえば山口百恵などが花の中三トリオでデビューしていた頃はまだ敗戦から30年である。たった30年経っただけで、もはや日常には戦争の影はなかった。情報の伝達速度が遅い時代だったとはいえ、綱吉の頃にはもう天下泰平が世上に広まっていたのではなかろうか。この映画の製作者の見方も多分同じだと思う。作品の雰囲気が全体におっとりしている。
当時はお家というパラダイムが絶対で、藩=国が武士の奉る対象だ。日本という国家についてはそれほどのこだわりはない。権力闘争は常にあるが、大義名分に逆らえば切腹である。そのあたりは世界中で変わらないようで、旧ソ連やロシアでは粛清という名で処分されていたし、日本の過激派だったら自己批判というリンチがあった。テロ組織内部も似たようなことが起きていると想像できる。民主主義は人類にとってまだまだ遠い道のりである。
しかし今のところ日本では「新聞記者」「主戦場」「日本鬼子」「東京裁判」「カメジロー」「誰がために憲法はある」などの比較的反体制の映画も普通の映画館で上映されている。言論の自由はまだそれほど損なわれていない。しかしそういう映画は精神的にかなり応えるので、こういうほのぼのしたコメディもたまにはいいと思う。とても面白かった。
おもしろいはおもしろい
超高速参勤交代に比べると内容と逆転劇に欠ける。
敵に襲われる蓋然性も悪役が執着する理由も薄い。
つまり、シナリオが浅い。
でもね、お国替えに掛かる費用の捻出やその準備に掛かる大変さは知らないことばかりだったし、ここら辺のストーリーは良く出来ていた。
高畑充希は美しく魅力的で、星野源との息もピッタリ。
観て損はない。
越前大野から
我が故郷の藩主の物語でした。
越前大野で生まれ18年間暮らした日々を思い起こしながら鑑賞しました。
スピーディーに展開するストーリーと分かりやすい人物の相関関係により早々と引き込まれて、気付けばエンディング。星野源さんのキャラにマッチした作品でした。
是非映画館で🎦
なんかグッとくる
ストーリーは、思った通り、痛快だ。
そして、結構、グッと来る場面がいくつかある。
ひとつは、武士が長い時間かけて開墾した美しい棚田の場面。
もうひとつは、最後に皆が勢ぞろいする場面。
そして、最後は、ピエール瀧が、そのまま演じていたところ。
個人的には、もうひとつ、高畑充希演じる於蘭が、適役過ぎてグッと来た。坂元裕二作の、ドラマ「問題のあるレストラン」で見せた、脇役だが、田舎から上京してきてレストランで取り繕いながらも必死で働いている女の子の役以来の鮮烈な感じだった。
普段、あまり、映画を観ないとか、時代劇は今ひとつとかいう人でも楽しめるストーリーだと思います。
良作コメディ時代劇
引っ越し…引っ越しはね…大変ですよね…としみじみ思いながら見ました。他人事とは思えねえ…。
半分ミュージカルだったのがちょっとびっくりしたけど、おじさんキャストがベテラン揃いなおかげで、殺陣もちゃんと(チャンバラらしい荒唐無稽さで)してて素晴らしい。松重さんしゅき…ピエールさんはやっぱり良い役者だと思うから、早く帰って来てほしいです。
御手杵の槍大活躍で★5で良くないすかと思ったんですが、お金もスペースもないのに紙の使い方もったいなさすぎだろというリアリティ点で★4。紙はね、近世でも高いんで、1ページに1行だなんてクソもったいない使い方しないんですよ…。
面白い映画だった
時代劇で、コメディー映画で、舞台劇を観ているような映画でした。中だるみを少し感じましたが、引っ越しするまでの対策を練っている間は、とても面白く描かれ、時間の流れもゆっくりでわかりやすく、興味深く観ていました。しかし、引っ越しし始めてからがスピードアップした?終盤良い場面がいっぱいあるのに、どこか響かない。私には響かないけれど響く人はいると感じる。ストーリーがしっかり最初から終わりまで結びついているので、登場人物はしっかり覚えながら観ないとだめですよ。
若干中だるみ感。でも最終的に面白い。
笑いどころは沢山あるが、若干狙いが透けて見えて冷めてしまう部分があった。でも中盤の高橋一生演じる鷹岡の豪快な殺陣シーンから時代劇感が一気に高まりそれ以降は素直に楽しめた。結果、痛快時代劇に拍手!主演の星野源もカタツムリにぴったり。
ポップでクスリと笑える時代劇
とても、テンポがよく、ところどころクスリと笑わせてくれる。
配役が豪華で、みんな当て書きされたようにイメージ通り。特に星野源は良かった。
時代劇が減っていく中で、人気の役者でコメディ映画があるのは嬉しい。コメディ映画でありつつ、チャンバラもあるのね。
ざっつ、ジャパニーズエンタメ。
「あなたの番です」の役者が出てきてクスリとしてしまった。
この映画が公開されて良かった。
ピエールさん。道のりは長いかもしれませんが、また復活応援しています。二度とクスリはやめてください。
当時の引っ越しの苦労、大変さがわかって、 まあよかったと思います ...
当時の引っ越しの苦労、大変さがわかって、
まあよかったと思います
役者さんもそれぞれピッタリの配役でした
予告がおもしろそうだったので観ましたが
途中、中だるみを感じました
実話なので、そう起伏に富んだ内容は
難しいのでしょう
面白かった!
豪華俳優陣で、面白くてテンポも良く最高!
ともすれば長ったらしく感じる部分も、俳優陣の演技でさほど気にならなかった
特に高橋一生さんの演技がすごい、今回の映画で好きになった
強いていえば、小学生以下の子と見に行く人は一部分で注意かも…?
やり過ぎ感あり・・☆
高評価が多くレビューしにくいのですが、自分的には今一つの作品でした。
内容の割に長すぎる感じ。
そのためか、展開が早いのかそうでないのかわからない。
何より、時代劇エンタメを狙っているようで 笑っている人も多く
いらっしゃいましたが、私はまるでTVのバラエティショーで笑わされて
いるような気分になり、笑えませんでした。
うけをねらっているのが見え見えで、もういいよ・・という気分になりました。
役者さんは豪華でテーマも面白く、もう少し違った形で見たかった。
残念な感じがしました。
ただのおちゃらけ時代劇ではない
予告からおちゃらけ引っ越し騒動記かと思ってました
たしかに笑える場面が主なんだけど
引越し準備の大変さ、予算の捻出削減などでは
主人公の苦悩や武士の忠義心が描かれていて
ついつい目頭が熱くなる場面も
笑えて泣けて実際のお引越しでも役に立つ知識もある
いろんな世代に安心しておススメできる映画です
痛快
面白かった。
主演星野源はもちろん、役者全員が心に残る。これが日本のエンタメだ!と思える作品。重くなく、軽くなく、観たあと爽快な気分になれる元気の出る一本。
ロードムービーの面もあり道中も楽しめた。もう一度観に行くことにします。
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