「「ふざけた」と感じてしまえば、笑えない」引っ越し大名! よしさんの映画レビュー(感想・評価)
「ふざけた」と感じてしまえば、笑えない
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松平家の引っ越しを取り仕切る、新任の引っ越し奉行の活躍を描く物語。
実際に7回もの国替えを経験した松平直矩の史実を基にしたコメディタッチの時代劇。
コメディタッチではありますが、コメディの面白さより『ふざけている』との印象が強い作品でした。
例えば衆道の描写とか。
例えば切腹を強要するシーンとか。
例えばチャンバラシーンとか。
私には、ふざけた不愉快なシーンにしか感じることが出来ずに、評価を大幅に下げざるを得ませんでした。
あと、ミスキャストですかね・・・特に高橋一生は、豪放な剣客を演じるには少し重さと迫力が足りないように感じました。
ただ、ラストへの展開は素敵でした。藩主直矩と藩士達の絆、土と共に生きることの素晴らしさを感じることが出来て、少し感動しました。
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