劇場公開日 2018年9月8日

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「見ず嫌いはやはり良くない」いつも月夜に米の飯 コッチさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0見ず嫌いはやはり良くない

2019年3月29日
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鑑賞方法:VOD

当初、予備知識無し、タイトルだけで見ず嫌いの印象を持っていた作品。
今年は見ず嫌いにもあえて手を出していこうと決めているので全く期待していない中での鑑賞。
勝手にタイトルから毒にも薬にもならない暇つぶし作品だと決めつけてたけれど、実際はなかなか良い意味で毒を持った作品でした。見終わった印象、時間の無駄では無かったと感じたので評価やや高めになってます。
主人公の女の子と酒屋の男の子の2人だけは知らない役者さんでしたが、居酒屋の常連役の脇の役者さん含め、配役は総じて良かったと思います。(正直MEGUMIは苦手ですが、この作品に関しては終始控えめ演技でジャマはしてなかった。)中でも角替さんの存在感はダントツ、高橋由美子の配役に関しては色々意見あるようですが、顔は可愛いけど体系は寄る年波には勝てずの感じが、この映画の1番のリアルだと私は思ったのですが…。
ラストは男性から見たらまるでホラーと受け取る方も居るみたいですが、私から言わせるとまどろっこしい男…そこに居るくらいならもっと早く受け入れられたのでは??の印象。
うまく説明出来ないけど、空気感が好きな作品だったので、この監督の次回作は劇場に見に行きたいと思います。
ただ、今海外で生活しており日本食に飢えているはずの私から見ても、どの料理も全く美味しそうに見えませんでした。

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コッチ