「あの男」ジュリアン Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
あの男
離婚した夫婦と子供達との関係性をめぐる話。
裁判所で弁護士を交えて互いの主張と条件を述べあうも、そこに至る背景・主張について食い違いをみせるという始まり。
どちらの言い分もも胡散臭さというか誇張されている感じがある中でフラットにみられるか、どちらか一方に偏心するかでその後の印象がかなり変わりそうな感じ。
主にジュリアン君と父親とのやり取りで話は進んで行くが、含みをもたせた展開から徐々に狂ったものをみせていく様子は恐ろしく、激しく、緊迫感がもの凄くて最後はかなり引き込まれた。
自分がみた劇場はかなり恵まれていて完全に無音だったけれど、この作品のクライマックスでのガサガサバリバリ雑音はやめて頂きたいと切に願う。
コメントする
movieさんのコメント
2019年1月29日
ガサガサボリボリはカリテでの出来事でした。断続的だったので厳しい状況です。更に追い打ちをかけるようにスマホの操作。これには参りました。この手の作品で、こういう状況に遭遇するのは珍しいと思いますが、エンドロールでのスマホ操作は良く見られる光景です。エンドロールも作品の一部です。マナーと共に最後まで楽しめると良いですね
グレシャムの法則さんのコメント
2019年1月27日
今日のシネマカリテは咳払いのひとつもなく平穏無事に、ということは映画の緊迫感は最大限に、過ごすことが出来ました。マナーというのも実は暗黙のうちの共同作業なのですね。