REVENGE リベンジのレビュー・感想・評価
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血の量がゾウなみ
レイプリベンジ系の物語は最近落ち着いたが、78年の「発情アニマル」のリメイク作が世に放たれてから確実に増えた様に思える。本作もそれに当てはまる物語だが、"本家"よりもヒロインが孕まされるシーンは少なく、上手くどぎつくならない様にされている為、そのシーンの不快感はそれ程無い様に思える。コラリー・ファルジャ監督が女性という事も影響していると思うが、長編ニ作目となる、「サブスタンス」で脚光を浴びる前からあの作風は生きていたのだと思わされるシーンが非常に多い。
本作において最も胸糞悪いのは、何と言っても男3人。女性に対する謎の優越感、欲のままに考える自己中心的な言動や行動、また、「サブスタンス」でも描かれた"口元のアップで食べ物を汚く食べる"というだらしなく不潔な男の描写が何ともキツい!
それからの後半パートの復讐描写に非常にスカッとする思いである。俳優陣の痛そうな演技に拍手喝采である。
「ホステル」のイーライ・ロス、「死霊のはらわた」のフェデ・アルバレスらが唸る、痛覚刺激シーンのオンパレードで、鑑賞後に眉間のシワが残りそうな位である。
特に痛そうなのは犯した張本人がガラスの破片を踏んだ後、大きな破片を足裏から引っこ抜くシーンは激痛そのものである。“謝ったからって許さない!"と言わんばかりの仕打ちに遭うのである。
ここから後半は怒涛の如く血が噴き出る展開となり、豪華でどこか奇抜な部屋にどくどくと人間の血液量を超える量の血が噴き出る。そんなに出ないだろと何度思ったことか。このシーンは「サブスタンス」にもしっかりと受け継がれている為、これが監督らしさなのだろう。その辺のリベンジスリラーと侮るなかれ。かなりの傑作である。
サブスタンスからの
何だかんだとスカッとしました
観ているこちらが痛みを感じる
試金石
なんか昔観た気がしました。(^_^;
この映画の鑑賞を今回リベンジ
本作は以前配信で鑑賞しようとして冒頭の暴行シーンでつまらん映画かなと思い、それきり見るのをやめていた。どうせイングマール・ベルイマンの「処女の泉」を原型にした「白昼の暴行魔」みたいな作品かなと思い。
でも今回公開中の「サブスタンス」の監督のデビュー作だとわかり再チャレンジ、リベンジすることに。なるほど、この時からこの監督のスタイルは出来上がっていたわけだ。
やたらとおしりが好きなのか本作でも背中から撮るシーンが多いし、醜悪な男どもを描くのがうまいのもこの頃から。イートシーンもその口元ドアップで気色悪い咀嚼音を強調。この頃からすでにサブスタンスしてたんだ。
グロイのもホント好きなんだね。いやあ見ていて痛いのなんの。ほんと勘弁してよ。作り物とわかっててもいやだよ。でもよくあれで生きていられますな。普通はあそこまで出血してれば死んでますよ。それ以前にあの高さから落ちて木にぶっ刺さって死なないなんて凄すぎるでしょ。
ちなみに近距離射撃用の散弾銃でスコープ付きなんてあるのかなと思いきや、ライフル銃のように単発弾頭のスラッグ弾というのを散弾銃でも使うらしい。それだと射程距離が100メートルにも及ぶためにスコープも必要になるとのこと。なるほど勉強になりました。
二作連続でクズ男を描いた監督、余程男に恨みがあるんだろうね。また次回作が楽しみな監督が現れたな。でも二作目のサブスタンスでハードル上げすぎたから次回作は厳しくなるだろうなあ。
こだわりを感じます。
サブスタンスが良かったので鑑賞。
公開時に気にはなったのですが
性暴力からの反撃というのが重いので避けていました。
そのシーンは意外にあっさりスルーで一安心。
あまりエロティックなシーンはありません。
それよりも、痛々しいシーンの克明な描写がすごい。
この監督、処女作から一貫してこだわってるんですね。
画作りもギトギトギラギラで彩度高め。
そこもサブスタンスと同じ。
エンドクレジットのキャストのフォントも
デザイン性の高いゴシックで
そこもサブスタンスと同じ。
ストーリーは単純だし、キャストも4人と少ないので、
あまり期待してなかったのですが見どころはあります。
痛いシーンが苦手な方はみないように。
次回作にも期待が高まりました。
コラリー・ファルジャの鮮烈なデビュー作。ひたすら血の跡を追い続ける映画
後半、息をのむ。マッドマックスに影響を受けたのは、スタイルからして...
後半、息をのむ。マッドマックスに影響を受けたのは、スタイルからして一目瞭然だけど、男があまりにクソで、その男への復讐がサイコーに気持ちがいい。血で滑る豪邸の床。リンゴや虫の使い方、ビール缶の焼き印。スタイリッシュだ。負け犬男性の最低さと、勝ち犬だと思ってるクソ野郎の両方が描けてる。
絶対に許さない!!
リメイク
あやまればOK?
アマプラでチラ見しました。
セレブ男性の不倫相手の女が、友達にレイプされて復讐するって話。最初にレイプされて、セレブに宥められるところがあるんだけど、そんなもんで許されるものなのかな。。なんか最初から超絶違和感。
んで普通なら死ぬであろう怪我して、幻覚剤でラリってからランボーかプレデターよろしく自分で手当てするんだけど、あの出血量ならまず死んでるよね。最初の段階で。ビール缶の刺青も刻印されるし。。武器も。。なかなかのご都合主義で復讐が始まっていきます。でもさ、、、サスペンス映画でもこの手の映画でも何でもそうだけど、結局は最終的にドンぱちやって終わるってのが多いよね。もっと違う結末も見たかったなぁ。。この手の映画見たかったらジョン・ウイック見るし。
レイプ犯の人、割と中盤まで常識人ぽくて何だかな。んで普通友達の女レイプする?普通と異常が混ざっててキャラ立ちしてないよね。あと普通にデブかわいそう。醜さの象徴みたいなカット割あるし。特に何も美味しい思いしてないんじゃない?
〜劇終〜
女ランボー
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