「大泉洋がすごくそれっぽい。」こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 にんさんの映画レビュー(感想・評価)
大泉洋がすごくそれっぽい。
きれいに見せようとする映画ではないので、映画の全体的な雰囲気が苦手な人は苦手かもしれない。
タイトルからコメディだと思ったら全然コメディじゃない。思っていたより暗い。好みが分かれそう。
この映画が苦手、と言ってしまうと障がい者の苦労が理解できない人と思われそうなのだが、自分は苦手な部類で、自分はもやっと感が残る映画だった。
最初の大泉洋のわがままの段階で、自分はイラっとしてあっ、無理。と思った。それは大泉洋が見事に役にはまっていたからだ。そういう人に見えて仕方ない。このイラっと感を抱かせるのは大泉洋の演技力だと思う。後半もはあ?というわがままが続いて、みてる自分はイラっと感最高潮。過程が過程なだけに、終わり良ければ総て良しとはならなかった。最後はもやっと感が残った。
三浦さんが出ていることも、映画にさらに深みを増した。
難しい役どころではあったと思うけど、悩みながら演じきったのだと思う。
彼の演技もセリフがないところでも気持ちが伝わるような、とてもいい演技った。
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