劇場公開日 2018年12月28日

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「在宅医療の勧め」こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 kouhei1813さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0在宅医療の勧め

2018年12月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

お涙頂戴映画は嫌だなあと思っていたが、もう見る映画も無くなって仕方なしに観てみたが、それが案外出来が良かった。多分障害者の話だけでは見るに耐えられなかったと思うが、恋愛話を織り込んだのが良かったのであろう、だからこれは高畑充希の映画だと言っていいだろう。病院や福祉で働いていた経験があるだけに、病気自慢や障害自慢の人々にはうんざりだったけれども、当該者のキャラクターによれば愛される人もいるのだろう。病院で死ぬよりQLを重視したほうが患者にとっては幸せかもしれないが周りのものは大変だ。しかしこの映画は厚労省の思惑どおりに在宅医療を勧めるような話になっている。人間にとって生きるとは何だろうと考えさせられる作品でもあった。

kohei1813