機動戦士ガンダムNTのレビュー・感想・評価
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良質なSF
観始めたとき、あまりにも訳がわからず「あれ?何か見逃した?」と心配になった。人物も時代も判然としないままで、このまま見続けて楽しめるのか…と不安だったが、回想を織り交ぜて巧みに展開するストーリーのお陰で全てを把握した頃には納得の面白さだった。 「ちょっとしたエスパーみたいなもの」としか認識されていなかったニュータイプ能力が、その意味づけを変えていく様は宇宙世紀作品を楽しみ続けてきた層には興味深い。 ララァ・スンという偉大なニュータイプに見えていた「時」とは一体何だったのか? それに技術と精神の2つのベクトルで迫ろう、という挑戦的な作品だったように思う。 あと、何と言っても「ガンダム大好き!」というガンダム愛にあふれた作品だった。 過去作へのオマージュとみられるシーンやセリフもちょいちょいあり、宇宙世紀オタクには嬉しい限り。 難点と言えば、戦時下の人間ドラマという側面はかなり薄れ、テーマに占める精神世界の割合が高くなり過ぎてしまっていることくらいか。 それを差し引いても「人の革新」とは何か?を思う存分考えられるガンダムらしい作品だ。
凄い駆け足
子供たちの悲しい運命の物語。 元々小説版UCの外伝が原作でそこから更に再構築したらしく、宇宙世紀全ての経緯のような内容でした。 だからニュータイプの概念をテーマにしているようで、結構広い話なんですよ。だから凄い駆け足です。 ざっくりだとUCガンダム3号機を巡る話なんですが、上記のような内容の為主軸が分かりづらいです。それとサイコフレームは凄いことに。 あと主人公三人はもっとそれぞれを深掘りして欲しかったですね。 作画も微妙でしたがMSの戦闘は中々。あと音楽はさすが澤野弘之っていう格好良さでした。 それと終盤コアファイターの演出は、ファーストを思わせ素直に嬉しかったですよ。
科学を超えたなんでもありの超能力
総合:50点 ( ストーリー:40点|キャスト:60点|演出:50点|ビジュアル:75点|音楽:75点 ) テレビでしていたので鑑賞してみたが、陣営に組織に登場人物が複雑に絡み合っていて設定が非常にわかりにくい。ずっとガンダムを観ていないと理解が難しいのではないか。自分は途中で興味を失い理解することは諦めた。 ガンダムは子供向けのロボットアニメとして制作されながら、科学的な設定を取り入れて大人でも視聴して楽しめる内容になっていた画期的な作品であった。それでも説明が出来ない部分をニュータイプという新人類の登場によって強引に穴埋めした。 しかしこの作品ではもう科学を超えた超能力のなんでもありの戦いになっていて、説明のつかないものになっているように思えて、設定の理解の難しさもあって納得できない部分が多かった。物語も陣営の話か3人の幼馴染の話か中途半端さがあった。映像も『閃光のハサウェイ』に比較して劣る。音楽は良かった。
中身空っぽ、 バトル シーンは大迫力
いつもどおりの [中身空っぽ、 バトル シーンは大迫力] のガンダムでした。 今回は今までよりもオカルトようそが強いです。 しかし、 そもそも ガンダム = オカルト なので、 こればかりは どうしようも有りません。 初代ガンダムに登場した [ニュータイプ] とは、 [宇宙で生活し始めた人類が獲得した、 予知能力や ししゃと はなすような特殊能力] を意味します。 この初代ガンダムのアニメじたいの出来栄えが素晴らしかったため、 ニュータイプという言葉は後にアニメ雑誌の名前にもなりました。 このニュータイプがガンダムの物語における主要素なので、 どうしてもオカルトからは とうひできません。 ただし、 今回は ついにモビルスーツが勝手に動く (整備無しで) という状況になってしまい、 もはやニュータイプの範囲を超えている気がしました。 加えて、 登場人物は説明不足で、 名前が飛び交うものの [誰が どれ?] と、 視聴者が ついてこれませんでした。 もう少し丁寧に説明すれば、 感情移入できたかもしれないのですが。 それでも、 相変わらず映像美が素晴らしく、 戦闘シーンのためだけでも見る価値が有ります。 「生まれ変わったら、 私、 鳥になりたいわ!」 → なんども言い過ぎです。
ラプラスの箱が開かれてからの1年後。 ユニコーンガンダム3号機をめ...
ラプラスの箱が開かれてからの1年後。 ユニコーンガンダム3号機をめぐっての話。 ニュータイプもよくわからない方向までいくなぁとだんだん追いついていけなくなりそうだけど。 戦闘シーンは楽しめました。
ニュータイプ
2022年5月10日 映画 #機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)鑑賞 ストーリ-は、脚本の #福井晴敏 が本作以前に執筆した小説版『UC』の追補小説「不死鳥狩り」をモチーフに、『UC』までの宇宙世紀を総括する内容や「戦後の戦争」を取り入れて1本の映画として再構成した内容 だそうです。
もはや人類補完計画
ラプラス演説で何も世界は変わって無いのね。 まぁガンダムに絡めてるけどさぁ、 逆襲のシャア以降のサイコフレーム含めたニュータイプの能力のインフレには辟易。 サイコフレームを介して死んだ人の魂とか人間の意思とか、もはや人類補完計画。 何でこうなっちゃうんだろうな。 ただのロボットアニメとしても退屈過ぎた。 アムロやシャアの魂も、そりゃ呆れて出て来れないよなぁ。
前から気になってた作品。スパロボ30に参戦とのことでUCと獅子の帰...
前から気になってた作品。スパロボ30に参戦とのことでUCと獅子の帰還を予習してから視聴。 逆シャアから続く超金属、サイコフレームが絡んでくる作品。実質UCの外伝。 逆シャアやZ、ZZの映像や内容が出てきたりして嬉しかったです。すごい理論飛ぶけど面白かったです。 これは封印されるべきものだよなぁととても思いました。
モビルスーツとニュータイプがいればガンダム?
ガンダムとはどんな作品なら名乗って良いのか?それを問う作品はこれに限らずありますが、これは見るに耐えない。 ガンダムUCの続編なら、最低限それっぽい作画にした方が良いし、内容も無理やりサイコフレームを引っ張り出さずに、完全新作として出した方が良いと思います。これではガンダムUCも汚してしまう。 作製側のフラストレーションも感じます。 きっと言いたい事があるだろうなぁ。と作製側への同情すら湧いてくる作品です。 ガンダムファンとして見るに堪えない。悲しい。
宗教でしょうか。・゜・(ノД`)・゜・。?
他の方のレビュー見て、納得。 福井さん版系列な、オカルトガンダムだったんですね。 旧作レンタルで良かったです。 劇場で¥1800円払ってたら発狂もの! 作画に関しては?DVDではそんな感じなかったけど?劇場盤では酷かったのでしょうか?気になります。 ーーー ガンダムから離れて一本の映画として考えるに? テルマエロマエ2が一番近いのかな?と感じました。 本作の中盤やら後半やらが、まんまUCの中盤後半の二番煎じだったから・・ オーストラリアへのコロニー落としを予言した子供達のその後! 一角獣と黒獅子と不死鳥! アナハイムでも無く、ビスト財団でも無く、ルオ商会に目をつけた! ↑〜て要素を持ちながら? 何故に?こんな着地に? パシフィックリム2の残念さも、同じく思い出しました。 勿体無し!!! ーーー 後半あんな舵の切り方有ったかな?もう少しやりよう有ったでしょう? 残念です。・゜・(ノД`)・゜・。 延期に延期を重ねたハサウェイの予習に、と本作を見ました。 言いたい事は二つ。 ①安彦さんと富野さんでタッグを組んで、ファーストのリメイク!オリジン2!よろしく願います! ②ハサウェイ!マフティーか何か知らぬが!チェン殺し!俺は忘れねぇからな! ナラティブのデンドロビウム装備?嫌いでは無いです!度】☆⑤ ディジェは本作ではカッコ良いよね度】☆⑤ シナンジュスタインとトールギスが俺的にかぶるぞ度】☆③ 閃光のハサウェイ、ハズレ作品になりませんように(-人-(-人-)-人-)
オカルトはもう良いかな
宇宙世紀のシリーズって、NTをスパイスに抑えていた初代を除くと全部SFに見せかけたオカルトアニメなんだよね。それを悪い意味で確認させてくれる一本でした。 数千年もの昔、アリストテレスが劇の脚本についてこう語りました。人の運命や、それの織りなす物語というものは、多くの人の考えと行動の積み重ねによって形作られるものであり、これを因果と言う、と。 それを無視して安易に奇跡に頼った脚本を書くものは三流である。
フェネクスは好き
ユニコーンもまあ普通かな?て感じでしたので今回も内容としてはまあ普通でした(笑) ユニコーン、バンシィ、フェネクスの中ではフェネクスが一番好きです。 取り敢えず、ユニコーンから見て思ったことはこれってゆくゆくはF91に繋がるんですよね?あの時代ではサイコフレーム技術が封印されてる?としても何か全体的に技術レベル落ちてません?(笑)てのがユニコーンからの感想です。
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