「UCの外伝としてはいいんじゃない?」機動戦士ガンダムNT hk-ainselさんの映画レビュー(感想・評価)
UCの外伝としてはいいんじゃない?
良くも悪くもUCの外伝。
福井節が全開のニュータイプの描き方(要はサイキック寄り)に納得できる人向けの作品だと思います。
個人的に逆シャアの最後は、アムロとシャアの最終決戦だったから許される展開と思ってるので、安易に何度も似た展開を描かれると興ざめなんですよね…
MS戦闘は90分という尺の割にボリュームあり。
ただUCの神掛かった作画からすると、見劣りする感じ。
VS フェネクス: のっけからフルスロットルの高速戦闘という位置付けなんですが、重々しいMSがバーニア全開で飛んでるというよりも、ドラゴンボールとかの舞空術での戦闘みたい(実際フェネクスはそんな感じの謎理論で飛んでるのであながち間違った描き方じゃないんだけどね…)
VS シナンジュスタイン: コロニー内部の戦闘シーンなので重力下戦闘なんだけど…、やっぱりUCのクシャトリア戦とかからすると軽い。あとナラティブB装備が有線だからか、戦闘シーンがごちゃつきまくる…。(そう言えば重力下の有線サイコミュ戦は珍しい部類…というか物理を無視した戦闘シーンかも)
VS セカンドネオジオング: ネオジオングがしっかり動いてるのはUCのハリボテ具合からすると面目躍如と言ったところ。ただ遺憾んせん敵役の微妙さがなあ…。(フル・フロンタルが操っててアレならまだしも。。)
UCの続きということで、引き続き出てきたキャラもいるものの、キャラデザが変わり過ぎてて同一人物と認識するのに時間がかかった(特にマーサとか)
この辺りは続きモノということでせめて統一感を持たせて欲しいところ。
ちなみにエンドロール後には閃光のハサウェイがチラッと予告されますのでお見逃しなく。