劇場公開日 2019年1月25日

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「萌え+ゾンビ→実写化=アイドル映画」がっこうぐらし! 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0萌え+ゾンビ→実写化=アイドル映画

2021年10月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

単純

映画館では2019年2月11日イオンシネマ石巻で鑑賞
それ以来2度目の鑑賞

原作未読
アニメ未鑑賞
ネットで画像検索したがいかにもアニメオタクが好みそうな絵柄に寒気がした

ゾンビ映画は特に好きというわけでない
好きな役者が出ているわけでもない
なぜ観たのかよくわからない

冒頭は能天気で平和な学校生活
10数分後に本来の学園ゾンビ映画になる

出演者は教師役のおのののかしか知らない
めぐねえと呼ばれ慕われている
おのののかは日本人女性としてはわりと背が高いことに気づいた

恵飛須沢胡桃役の阿部菜々実もわりと背が高い
身長が高いとツインテールは似合わない
っていうか女児しか似合わない

アイドル映画だろうか
若い女の子が好きな人にはおすすめ
役名の名字がわりとレアだ

学園生活部だってさ
『けいおん』のようなノリにゾンビ要素が加わった感じかな
アニオタの狭い世界では傑作なんだろうけど

平凡の域を脱していないゾンビ映画
原作はゾンビに萌えの要素を加えた安易だがそれゆえにオタクの大好物なわけでヒットするのは必然
アニメオタクではないが実写には萌え要素はない
アイドルの彼女たちに萌える人には向いているかもしれない
3次元の意味がわからない人には向いていない

現実逃避している由紀という女の子が良い
こういう人が1人くらいなら作品的に必要
妄想の世界とゾンビという現実のコントラスト
だが実際は現実逃避しているのは由紀だけではなかった
由紀がずば抜けて現実逃避しているだけで

制服が3年と2年で違うが学年ごとに変えているのかもしれない
私立巡りが丘学院高校

ゾンビのクオリティーに関してどうのこうの批判しても意味がない
本物のゾンビを見たことがある人なんて存在しないんだから

ゾンビの燃え盛る炎はCGだろう
その点でいうと『吉原炎上』で火だるまになって着物姿で川に飛び込む無名のスタントウーマンは尊敬に値する

単純だが話自体は面白い

野川新栄