「総合評価3.5」ピース・ニッポン sumiaさんの映画レビュー(感想・評価)
総合評価3.5
総合評価3.5...ネットでネタバレ評価を探したらそう書かれていましたけど本当に3.5でした。
圧倒的な映像美は圧巻!!上空からの通常は見ることが出来ない位置からの撮影がすごい。花火って下から見ると降ってくるけれど上から見ると光線が向かってくる。SFかって感じの迫力。素晴らしい。
ナレーションも落ち着いていて日本人の歴史と完成を語ってくれるから良質な歴史の授業を聞いている感じでした。
日本って素晴らしいな、と思わず背筋を伸ばしたくなりました。実際前に座っていらしたご老人の背も伸びていました。
この国っていいなと思える良い一時間でした。
最初は。
映画は二時間あります。これが3.5の理由。
音楽がひどすぎる。
日本の水源を巡って川とか滝とか流れているのに音楽(BGM)が大きくて肝心の水の音がまったく聞こえない。
その水の音が聞きたいのに!!(怒り)
というシーンが何度かありました。
しかし、その音楽が日本風であったら評価は4.0になってました。
なんと、BGMは洋楽だったのです。
まあそこはネタバレを読んで行ったのでボレロが流れることは知っていました...が。
ボレロは歌つきだったのです。
アレンジしすぎのまるで酔っ払いが歌ってるかのようなボレロでひどく耳障りでした。
最後は宗教ビデオ感が強く、ご老人はエンディング前に帰られました。
映像は素晴らしい。感動して涙も出ました。
最初の一時間は。
しかし後半の和風の映像と洋風の音楽が全然マッチしていない。
まず、タイトルが英語であるからにして日本というテーマの軸がぶれているように思う。
久石譲氏をよんでください。