ピース・ニッポンのレビュー・感想・評価
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圧巻の美麗映像!(4K上映のチェック必須)
映像マニア必見。観光気分で美しい景観を楽しみたい層にも楽しんでもらえるはず。なにしろ日本全国47都道府県、200カ所以上を8年がかりで撮りためたフッテージを2時間弱に凝縮して見せるのだから。さらにドローンを使った空撮、星空の長時間撮影・高速再生など、通常は目にすることができない画もお得感あり。まさに珠玉の美景がつるべ打ち状態。
なるべくたくさんの日本の美を盛り込もうという作り手の意図は承知しつつ、わがままを言うなら、カットの切り替えが体感的に若干早すぎる気がした。「この美しい画をもっと味わいたい」と思っているうちに次のショットに移ってしまう。もしかしたらこの物足りなさも編集意図なのかもしれないが。
留意すべきは、4K解像度で撮影されたことを謳いつつも、一部の劇場では4K上映に対応していないこと。近場の上映館が4K上映であることを事前に確認してから、足を運んでいただきたい。
美しく正しい〜〜
《お知らせ》
「星のナターシャ」です。
うっかり、自分のアカウントにログインできない状態にしていまいました。(バカ)
前のアカウントの削除や取り消しもできないので、
これからは「星のナターシャnova」
以前の投稿をポチポチ転記しますのでよろしくお願いいたします。
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日本の美しい自然風景の記録映画なのかな〜と思って鑑賞。
もちろん、美しい風景がてんこ盛りだったけど
予想外に良かったのは
日本人の精神性の成り立ちの中に
日本の過酷な自然環境が大きく関与している事を
神道や仏教の教えや古来からの建造物を絡ませることで
とても正しく伝えてくれていること。
印象的なナレーションの中に
「地震を経験している者といない者とでは自然に対する意識が違う」
と言う意味のナレーションがあって
ああ、本当に、解るわ〜〜(阪神大震災経験者)
正直、アメリカとか中国とかロシアとかそんな広大な土地の真ん中で、
地震も水害もない様なところで一生を終える様な人々には
この世の中には限界と言う区切りがあって、
人間は所詮、自然には勝てないし自分達だけ良ければ良い!
みたいなことは成り立たないんだ!!
ってことがよ〜〜〜〜く解る!
そこも大事だし何よりも昨今
神道というものが、一部の人々に悪用されようとしている時に
(愛国の意味を為政者の都合が良い様に改悪している)
神道は「八百万の神々」と言う表現に代表される様に、
「身の回りの全てに対して生かされていることに感謝する」
と言う、とても素朴な宗教であることを
ちゃんと説明してくれていることに、本当に感銘を受けました!!
日本人が何を美しいと感じ、何をどんな気持ちで守ってきたのか?
それが本当に伝わって来て、
最近テレビで増えてる過剰な「日本万歳!」的な番組とは違って
素直に感動出来ました。
日本と同じ様に美しい景色は世界中のどこの国にも有るでしょう。
その景色をその国の民族がどのような精神性で愛してきたのか?
いろんな国版のピース・◯◯を観たいですね。
そうすることで、その国の思想が解るし、
その国の一番大事なモノが解る。
@もう一度観るなら?「もちろん映画館!大画面で観ないと意味ないです!!」
平穏が続きますように・・
東日本大震災を経験し美しい日本の原風景を後世に残すアーカイブ「ピースニッポン・プロジェクト」が立ち上がった。本作はその活動の一環、中心は本作の監督でもある中野裕之さん、震災アーカイブを立ち上げた東大・渡邉英徳研究室他が賛同している。
確かに福島原発事故が最悪であれば東日本は全滅だったかもしれない。6000年も永らえた屋久杉もこの異常気象では先行きが危ういかもしれないし、首都直下、南海トラフに富士山噴火ですら迫っているようだ、自然災害ばかりか台湾海峡を巡る米中の睨み合い、相次ぐミサイル発射の北朝鮮情勢など不安の種は尽きない。
まあ、遺産とか遺構とか縁起の悪い話は置いておき、今の日本列島の美しい四季を愛で、いずれコロナ禍が落ち着いたらロケ地を訪ねてみるのも良いでしょう。
映画は風景だけでなく日本人の宗教観や美意識まで踏み込んでいますが、額面通りに受け取れない裏面史も多いので聞き流して鑑賞、それにしても神社仏閣、城郭や花火の絵が多い。写真映えすることは間違いないがCM撮りのような既視感がある。プロジェクトでは一般の人々からの投稿アーカイブもあるそうなのでそちらも観てみたい。
思い込みの日本
約8年間の製作期間を費やし、ひたすら日本の四季の美しさを映し出す映画。
圧倒的な映像美と微妙な選曲、過剰なナレーション量
まず初っ端の第1部が日本史の授業?文科省監修?と思うくらいの怒涛のナレーション量で閉口したが、第2部以降は抑えめになったので安心した。映画館で観た当時もどういう出自の企画なのかわからなかったが、未だによくわかっていない。
しかし映像は文句なく美しいのに、なぜ選曲に歌詞入りの曲を使ってしまうのか。「ふるさと」の合唱バージョンはどう考えてもtoo much。
ナレーションは別に下手ではないんだが、どうせならアナウンスのプロで聞きたかったなあ。
映像素材そのものは素晴らしいのだけど味付けが巧くない。この手の、圧倒的な映像美をそのまま変に調理しすぎず素直にお出しする演出は、やはりNHKがこなれていて軍配が上がる。
ただ映画としての仕上がりはともかく、天災の多い日本の景観を映像に残すという企画意図は十分果たせていると思う。
どうやらまだ円盤化されていないようだが、円盤化された暁にはナレーションoff機能をつけてもらうか、消音にして自分の好きな曲をかけて再生すればプラネタリウム感覚で快適に入眠できそう。
総合評価3.5
総合評価3.5...ネットでネタバレ評価を探したらそう書かれていましたけど本当に3.5でした。
圧倒的な映像美は圧巻!!上空からの通常は見ることが出来ない位置からの撮影がすごい。花火って下から見ると降ってくるけれど上から見ると光線が向かってくる。SFかって感じの迫力。素晴らしい。
ナレーションも落ち着いていて日本人の歴史と完成を語ってくれるから良質な歴史の授業を聞いている感じでした。
日本って素晴らしいな、と思わず背筋を伸ばしたくなりました。実際前に座っていらしたご老人の背も伸びていました。
この国っていいなと思える良い一時間でした。
最初は。
映画は二時間あります。これが3.5の理由。
音楽がひどすぎる。
日本の水源を巡って川とか滝とか流れているのに音楽(BGM)が大きくて肝心の水の音がまったく聞こえない。
その水の音が聞きたいのに!!(怒り)
というシーンが何度かありました。
しかし、その音楽が日本風であったら評価は4.0になってました。
なんと、BGMは洋楽だったのです。
まあそこはネタバレを読んで行ったのでボレロが流れることは知っていました...が。
ボレロは歌つきだったのです。
アレンジしすぎのまるで酔っ払いが歌ってるかのようなボレロでひどく耳障りでした。
最後は宗教ビデオ感が強く、ご老人はエンディング前に帰られました。
映像は素晴らしい。感動して涙も出ました。
最初の一時間は。
しかし後半の和風の映像と洋風の音楽が全然マッチしていない。
まず、タイトルが英語であるからにして日本というテーマの軸がぶれているように思う。
久石譲氏をよんでください。
映像は圧巻
2018年ワースト作品
文化的歴史については、面白かったです。
良くも悪くも教科書的ですが、細かい是非はともかく、自分の知らないことが何なのか教えてくれます。
前半だけならそれほど評価は悪くないと思います。
低評価の理由は以下の通りです。
・好みの問題とは思いますが、選曲がことごとく趣味に合わなかった。
(楽曲そのものは、好きな曲も使用していました)
・映像にもテキストにも、出来にバラツキがあります。
・凡庸な映像と投げやりなテキスト、ヒドい選曲と三つ揃うと、なかなか絶え難いものがあります。
映画が進むにつれ、ストレスを感じる場面が増え、意味不明なまとめで終わったため、挽回する余地がありません。
現時点での2018年ワースト作品とさせていただきます。
(あるいは、私の心が汚れているから…)
ピース ニッポン
美しく正しい〜
日本の美しい自然風景の記録映画なのかな〜と思って鑑賞。
もちろん、美しい風景がてんこ盛りだったけど
予想外に良かったのは
日本人の精神性の成り立ちの中に
日本の過酷な自然環境が大きく関与している事を
神道や仏教の教えや古来からの建造物を絡ませることで
とても正しく伝えてくれていること。
印象的なナレーションの中に
「地震を経験している者といない者とでは自然に対する意識が違う」
と言う意味のナレーションがあって
ああ、本当に、解るわ〜〜(阪神大震災経験者)
正直、アメリカみたいな広大な土地の真ん中で、
地震も水害もない様なところで一生を終える様な人々には
この世界には限界があって、人間は所詮、自然には勝てないし
自分達だけ良ければ良い!みたいなことは成り立たないんだ!!
ってことがよ〜〜〜〜く解る!
そこも大事だし何よりも昨今
神道というものが、一部の人々に悪用されようとしている時に
神道は「八百万の神々」と言う表現に代表される様に、
「身の回りの全てに対して生かされていることに感謝する」
と言う、とても素朴な宗教であることを
ちゃんと説明してくれていることに、本当に感銘を受けました。
日本人が何を美しいと感じ、何をどんな気持ちで守ってきたのか?
それが本当に伝わって来て、
最近テレビで増えてる過剰な「日本万歳!」的な番組とは違って
素直に感動できました。
美しい景色は、世界中のどこの国にも有るでしょう。
その景色をその国の人がどのような精神世界で愛してきたのか?
いろんな国版のピース・◯◯を観たいですね。
そうすることで、その国の思想が解る。
良い映画だと思います。
@もう一度観るなら?「もちろん映画館!大画面で観ないと意味ないです!!」
心が洗われる映画
津々浦々
四季折々
とても美しい日本の風景が堪能できる。
3部構成になっていて、冒頭の章では日本人の精神性なんてものが語られたりする。
八百万の神々っていう考え方の成り立ちだったり、その精神性の柱として宗教感なども語られるのだが、自国のルーツのようで興味深い。
とても良く出来た観光PR用ビデオにも取れるし、自然信仰への帰化を啓蒙しているかのようにもとれる。
だけど、この現存する風景を後の世にも残したいと思えたし、これらの風景を美しいと思える遺伝子が残ってて素直に嬉しい。
風情であったり、趣であったり…他の言語で言い換えにくいニュアンスに我が国の独自性を再発見したりする。
日本人は、鳥の囀りや虫の鳴き声を「言語脳」で捉えているため、耳障りに思わないのだとか。他の国では「音楽脳」で聞き取るため騒音と分類されるらしい。
その辺りが風情を嗜む機能でもあるのかな?
誇りに思うとかそういう事ではないのだが、やっぱりこの国が好きだと思える。
ただ、憂慮すべきは過去の人達が、継承してきた様々なものが薄れてたり、無くなったと感じてしまう事だと思う。
残るかどうかは、今の世代が育み、後の世代が決めていくものなのだろうな。
映画館で見たものの…4K以上の環境で見た方が良いのだろうと思う。
そして、音楽が結構攻めてた。
俺的にはマイナス要素の一つでしかなかった。
山に祈り海を望み空に願う
日本最高!
うーん...
どこかの博物館で流されているような映像資料のように思えた。
観客が少ない理由がわかった気がする。
ナレーションはくどいし、挿入曲も「うざい」と感じた。
現場の臨場感をもっと取り入れてほしかった。
クラシック等のBGMのが良いと思う。
「ボレロ」はないだろー。
映画館で見るべき映画
日本人で良かった!
我が国、本来の姿
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