ビサイド・ボウイ ミック・ロンソンの軌跡のレビュー・感想・評価
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良い写真や映像が沢山
「Beside Bowie: The Mick Ronson Story」
題名のとおり、David Bowieの横で、ギターを弾き、楽曲制作に参加、プロデュースもしていたり、活躍して人気もあった、Mick Ronson ドキュメンタリー。
どの映像も写真も、美しい。
絵になる感じ。
どのエピソードも、人柄を知ると、魅力的な人。
演奏している姿も音楽も、格好良い。
人生、色々なことがあるけれど、人に愛される人生は素敵だ。
鑑賞できて良かった。
味わい深い作品です
ボウイ黄金期を支えたギタリスト、ミック・ロンソンのドキュメンタリー。
ボウイの成功は彼なしでは絶対語れないでしょう。
未だにアンコール上映がちょくちょくあるのも頷けます。久しぶりに観てきました。
この作品、語りがボウイなのがもう最高に気が利いてるんですよ。
そのボウイと最初のギグはほぼ即興だったと言うから驚かされます。
作中で語られるように「スターマン」のギグでボウイと肩を組むミックのあの瞬間、二人にとっても当時のミュージックシーンにとっても全て塗り変わったような気がします。
それともう一つギターフェラですね。あのアイディアはすごい。
このプレイは日本のTHE YELLOW MONKEYでも受け継がれていますね。
彼はマーズの後にもフープルやソロでもとても良い仕事をしていながら、どうしても名前が出てこない。これは彼の控えめな性格もあるのでしょう。
ジギー解散後は転落するようなエピソードばかり語られて、観ていて少しさみしくなるんですよ。
そしてボウイにイアンにブライアンメイの錚々たる面子でのフレディ追到ライブ。この時はもう大分やつれているように見えました。
その後の20年ぶりのボウイとのレコーディング風景は、ずっと連れ添った二人のような息の合った様子で観ていて本当嬉しくなります。
ギタリストとしてプロデユーサーとして、素晴らしいミュージシャンでした。
自身の成功より音楽を鳴らす事を選ぶ彼。
親切で誠実な彼がとてもよく分かる、味わい深い作品です。
改めてミック・ロンソンを知った
ミック・ロンソン(1946〜1993)のアンソロジー。期せずして「ジギー・スターダスト」と今作を立て続けに観ることができた。
デヴィッド・ボウイ、スパイダーズ・フロム・マーズ、アンジー、世界を売った男、ハンキー・ドリー、ジギー・スターダスト、アラジン・セイン、ピンナップス、ダイアモンドの犬……イアン・ハンター、モット・ザ・フープル、すべての若き野郎ども……ルー・リード、ワイルド・サイドを歩け、トランスフォーマー……ボブ・ディラン、ジョン・クーガー、モリッシー……フレディ・マーキュリー追悼コンサート、ヒーローズ、etc
キーワードだけを追うとベタな感じだが…
所縁の深かった人たちによるコメントや知らなかったエピソードの数々に感動する。ミックのアーティストとしての懐の深さを思い知らされる超貴重な作品だ。
あれから
ボウイのように輝けず
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