「とある1人のゴーストの話。」A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー お豆さんの映画レビュー(感想・評価)
とある1人のゴーストの話。
これは何というか正直途中退屈かもって思っていたのにいつのまにか視点が気になりはじめ終了後には半端ない余韻に包まれてしまった。
ゴーストの視点以外は全て取り除きゴーストが見ていない聞いていないものは全く分からない。全て想像しなければならないのだけれども、そこに持っていくのが上手い。
あのくり貫かれたシーツの中にある瞳を覗きたくなり知りたくなり切なくなる。
パイのシーンにはどうすることも出来ない悲痛に胸が押し潰されそうになる。
これは後々残る傑作になるかもしれない。
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