「movie power」ブラック・クランズマン もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
movie power
やや政治的ではあるけれど、もしかしたら2018年度に製作されたアメリカ映画の中で最も優れた作品のひとつかも知れない。アダム・ドライバーは「スターウォーズ(私はスターウォーズと認めていないが)」のカイロ・レン役より遥かに良い。見直した。ボール・ウォルター・ハウザーが「アイ、トーニャ」の時と同じく実にバカなアメリカ白人を見事に体現している。こんなバカが優性遺伝者の集まりであるはずの“団体”の一人であることを描写することでKKKの胡散臭さを台詞がなくても目で理解させてくれる。これもmovie powerであるのだ。
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