「米国のダークサイドを笑い飛ばす痛快作」ブラック・クランズマン シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
米国のダークサイドを笑い飛ばす痛快作
スパイク・リー監督なんでトンがった作品かと思ったら、意外やテンポがいいエンタメ作品でした。
KKKをカリカチュアすることで、人種偏見がいかに根拠がなく、無知な連中の愚行かをアイロニーたっぷりに笑い飛ばしているのが痛快です。70年代の文化や風俗等、雰囲気もよく出ているし、黒人とユダヤ人の主役二人の掛け合いも楽しいです。その一方で、今でも米国社会の深い所で十字架が燃え続けている現実には気分が重くなりました。
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