「スパイクリー節健在」ブラック・クランズマン U-TAさんの映画レビュー(感想・評価)
スパイクリー節健在
健在より復活か…
久々スパイクリーがゲットアウトの監督と組んで、KKKに黒人が潜入捜査…これだけで期待せずにはいられない。
…期待が大きすぎたか…登場人物はそれぞれいい味出しているが、それらが、あまり絡み合わないまま終わってしまった。
潜入もハラハラいきそうでいかない。
ブラックパワーとKKKを並行して描くが KKK側をいかにも悪者に描くのは 「国民の創生」や「ターザン」…等へのアンチなのか
ただ、その表現はもう古いように思った。勿論時代は逆戻りしていると示しているのかもだが、もうひとつ それを超えるものが欲しかった。
前に自分を白人と思っている盲目の黒人がKKKに…というネタを youtubeで見て そっちの方が自分には強烈だったのもあるが
それもあったりで色々期待し過ぎた
と言えど やはり、スパイクリーの映画である。彼しか撮れない whitewashなんかされないと毒づく アカデミーなんて本当にもらったら困るんでは?
だから これからも彼の映画はやはり見逃せない。
しかし、彼の映画は見終わるとやたら「fu#k」とか言いたくなってしまう
彼がグリーンブックなんてふざけんなって言うし 言わなきゃいけないよな。
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