「思想の暴走」ブラック・クランズマン Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
思想の暴走
コロラドスプリングス初の黒人警官が潜入捜査官となりKKKに潜入した話。
人種差別がまだ色濃い時代、黒人であることを隠して電話でKKKに取り入った主人公と、彼に代わり実際に潜入するユダヤ系の捜査官が、KKKの過激な行動を曝いていくストーリー。
冒頭、KKKの超強烈な演説に思わず苦笑。
黒人側の集会もなかなか強烈でアメリカの抱える闇をひしひしと感じる。
取り上げている内容がかなりシリアスな話ではあるけれど、主人公の醸し出す空気感で重苦しくはなっておらず、笑いも少々。
警察がテロリストに対するドラマとしてもなかなか面白く、日本人である自分からしたら人種差に対する意識に気持ち悪ささえ感じた。
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