「政治色が強すぎて胸焼けする」ブラック・クランズマン だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)
政治色が強すぎて胸焼けする
アカデミー賞取れなくて監督が怒ったらしいので、グリーンブックじゃない方も鑑賞。
同じ人種差別や偏見がテーマ。
予告からコメディ要素があると持ったら基本は笑えない。
白人=差別する方=加害者
黒人=差別される方=被害者
と、単純ではなく、ユダヤ人差別や白人への逆差別も加わって複雑な話になっていくのは良かった。
黒人が単に可哀想人ではなく、逆に白人を差別するという視点は新鮮。
主人公だけは公平な目線なのかな、と思った。
ただ、意味のわからない繋ぎ方や間があったり、首をかしげてしまう演出もあったり、明らかにトランプ政権の揶揄や避難があったり、ニュース動画を差し込んだりなど、政治的メッセージが強すぎて、胸焼けする。
人種差別のない平和になればいい、、、というよりも、現政権への攻撃の色が強く、そこまで言われると、映画の内容に同感できなくなる。
何とも後味が悪い。
それも偏見だろうに。
単純に映画として楽しめないかな。
これでアカデミー賞取れると思ったのならどうかしている。
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