「二人で一つ」ブラック・クランズマン 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
二人で一つ
序盤に人種差別問題を匂わす映像を挟み込んで、ラストには今現実に起きている変わらない、イヤ、ますます酷くなる白人至上主義による悲惨な映像をブチ込んだS・リーの演出に少し戸惑う。
カンフー?技でストレスを解消する主人公の終始ノホホンとした風貌に、潜入する相棒もノホホンとした感じで、二人から危機感などの緊迫した状況は窺えない!?
KKK側もマヌケな連中にしか思えない騙されようで、皮肉交じりに敢えての演出をワザとしている感もあり、白人至上主義側から観た本作の感想はどんなもんか?
本作の監督が白人だったら、潜入した白人警官を主役、脇に電話担当の黒人を添え、緊張感全開シリアス一直線にしていただろうなぁ!?
本作で復活したのか?S・リー、まだかなぁ?
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