「Crusaderの訳は聖戦がいい?」ブラック・クランズマン 蛇足軒瞬平太さんの映画レビュー(感想・評価)
Crusaderの訳は聖戦がいい?
Crusaderの訳は聖戦がいい?
アダム・ドライバーがワシントンに、おまえはこの仕事を聖戦にしているというようなセリフがあった。
Crusaderって言ってたような気がしたが・・聖戦・・・まあそういうことなんだろうけど・・・
ライターや監督が(特にスパイク・リーなら)、劇中で、そんなセリフを言わせるという事は、これはスパイク・リー自身が自分にとって映画は聖戦と言ってるようなものではないか?
エンターテインメントより、メッセージより、聖戦。
聖戦に賞は不要(最上級のリスペクトです)!
『グリーンブック』でも書きましたが、ピーター・ファレリーにとっては、友情も人種問題もキャメロン・ディアスの前髪ピンコ立ちも、
エンターテインメントのアイデアのネタのひとつ。
そのネタをセンス良く最大公約数を探って、微分してポン!してるだけ。
(してるだけ、といっても、その難攻不落の大変な作業に身体を壊してしまう人も少なからずいます。)
聖戦VSエンターテインメントなんて勝負にならない。
目の前の殺人を止める戦いVS娯楽作品。
何を悔しがる?スパイク・リー!
right thingをMo' Betterでお願いします。
それにしてもCrusaderの訳は聖戦?活動家?戦士ともここではちがう、改革者?
マルコムXやキング牧師の行いも含めたCrusaderな気がする。
アリの事をバカにしたり?その逆?
日本人は変態が多いとか?
スパイク・リー作品は英語を英語のまま理解したいと毎回強く思います。
半分くらいしか理解できてない気もします。
「十字軍」が良いと思いますが…
大義を振りかざして正義のために戦っているつもりになっているイタイ奴、的な多少の蔑視が含まれているのではないでしょうか。