「イ・チャンドン監督の解釈を受容すると楽しい」バーニング 劇場版 isukeeさんの映画レビュー(感想・評価)
イ・チャンドン監督の解釈を受容すると楽しい
原作「納屋を焼く」では核心は描写されずにその解釈は読者に委ねていたから、
イ・チャンドン監督がどう解釈してどんな結実を提示するのか興味があった。
原作に無いあのラストに対しては、
違和感と納得感が入り混じった矛盾するような感想に至った。
原作読了した時の自分の感想との差分から「えっ!そうじゃないでしょ!」という違和感、
一方で、映画化すると、結局なに?っていう未消化を残さないように、
こういうラストが妥当かなっていう納得感
ジョンス・ヘミ・ベン3者の描き方や伏線もあのラストに至るために構成されていたし、
ミステリー映画としてよくできてて
長尺作品だけど最後までダレることなく楽しめた
コメントする