「イスラム国(IS)の恐怖」バハールの涙 アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)
イスラム国(IS)の恐怖
イスラム国の虐殺によって町の男性は皆殺しにされ、子供たちは兵士養成の為、女性は性奴隷として連れ去られる。
主人公のバハールは弁護士であって、戦闘などとは無縁の生活だったのに、夫を殺され、息子と引き離され、逃走に失敗してリンチを受け、諦めずに逃げ出し、数ヶ月後には女性戦闘員のリーダーに。なんて強い女性なんだろう。
同行したフランス人記者マチルドも、記者の夫を亡くし、自身も片目を潰しても使命を全うするために同行する。この映画に出てくる女性はみんな強い、強くならないと生きていけない過酷な地。
日本人も捕らえられ、オレンジの服を着せられて、という映像がニュースで流れたのもまだ記憶に新しい。クルドの女性戦闘員もニュースで目にした。ISの最後の占領地を奪還して2年程。でもISの別の勢力が今また力を蓄えているらしい。占領地を持たず、イラクのハムリン山地に潜伏しているとのこと。アルカイダのように。いつまたテロを起こすかわからない。中東だけではなく、世界各地が標的になるから本当に恐ろしい。
何千年も抱えてきた宗教の問題は解決することは不可能だろう。解決法はあるだろうか。
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2020年2月25日
アンディびっと様、コメントありがとうございました😊
貴方さまの他鑑賞作品も観てびっくり。難しい作品もお好きな様ですね✨ホントこの作品は女性に観て頂きたい。観てもらうには工夫が必要かも知れません。