「埼玉愛爆裂?!」翔んで埼玉 画太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
埼玉愛爆裂?!
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埼玉、千葉、東京に住んだことがあり、千葉の劇場で観ました。
笑いは、2、3ヶ所クスクスとありました。
ある新聞の評論で、「つまらない差別意識を笑う」「埼玉愛が詰まってる」みたいなことが書いてあったのを読み、これを読む前から「そういう見方になるように作った映画ではないのかな」と思っていました。
江戸時代の身分制度(詳しく無いです)に近い見え方です。
映画内で、東京都民は士農工商、埼玉(千葉も)はそれ未満という印象を受けました。
結構重い差別意識を茶化しているように感じます。
仮想という設定にしていますが、1900年代の設定で、実名が列挙される中で、現実にリンクして受け止めるのでは無いかと思います。
埼玉愛、千葉愛については、感じません。
ハナワさんの歌のように、散々ディスっておいて「でも好き」という表現が、愛情であるとは思いません。
ハナワさんは埼玉出身のようですが、原作者は違います。
「埼玉県民も大爆笑」は宣伝手法?、生粋の埼玉県民だけの試写会やってるのでしょうかね。
現実社会にリンクするように作っておいて、ギャグだとかフィクションだと言い切れるような作りに逃げたのは、潔く無いなと。
ボーイズラブは、二階堂さんである以上、男女の恋愛に見えました。
原作読んで無いので、男として育てた女の子の設定だと思って観ました。
埼玉でも千葉でも東京でも無い出身者がステレオタイプで描いたことが、さもありなんな感じで浸透すること自体が、気持ちのいいものではなく。
ガクトさんのキャラは面白かったです。
配役は絶妙で、この方々がでたおかげでバカげた映画がお笑いな雰囲気を醸し出せたのかもしれません。
お金出してみる映画ではないかと。
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