「垂れ流し」ピータールー マンチェスターの悲劇 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
垂れ流し
ナポレオン戦争の4年後、1819年8月6日にマンチェスターのセント ピーターズ フィールドで起きたヘンリー・ハント率いるマンチェスター愛国連合の大衆集会で起きた民衆弾圧事件「ピータールーの虐殺」とそれに至る話。
この出来事があったことは知っていたけどレベルで鑑賞。鑑賞後調べたたら公称では死者3名、負傷者15名とのこと。
悪政と参政権を巡り労働者階級で起きた小規模な集会を繰り返し蜂起する様子に治安判事達の腐れっぷりを織り込んでみせて行く流れ。
一つ一つの演説は熱く惹かれるものがあるし非常に面白いのだけれど、演説、演説、演説と治安判事達の会議等を繰り返し2時間近くみせられてダレてくる。
少しずつ進展して行くのはわかるけれどそこまで重ねないと行けませんかね?
残り20分、いよいよセント ピーターズ フィールドでの集会が始まるけれど、終わり方が唐突だし、民衆側のラストが記者達のそれだけって…。
90分ぐらいでみせてくれて、その後の記者達や世情のことをエピローグなり字幕なりで少しでも語ってくれたらね。
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