ジュディ 虹の彼方にのレビュー・感想・評価
全165件中、21~40件目を表示
ミュージカルの大スター
ミュージカルの大スターだったが、落ちぶれてしまったスター、なんだけど子供たちの事が大好きな母親。ステージでの圧倒的な歌声などいろいろと心を揺さぶられました。実話なんだよね、心に残りました。もう一度みたい。
良い終わり方
以前、ジュディガーランドを調べていたので人生の大方のあゆみを知っていた為、終わりの悲惨さが今か今かという感じで鑑賞しました。
子供も離れて暮らす辛さ切なさ、ともあれ仕事を全う出来ない歯痒さ、持っていたジュディとは違うイメージでした。
イメージ、悲惨な人生だったジュディではあったが映画としては気持ちの良い、良い終わり方だったと思いました。
ジュディ
名前だけは知っていても詳しくは知らないし、出演作品も見たことがなかったジュディガーランド。
子供時代にあんな酷い扱いをされていたことに驚愕。
この作品を見てジュディの歌を聞いてみたくなった。
ゲイカップルのファンとの関係やラストショーの観客との心の通じ合いがとても印象的でした。
レニーゼルウィガーが素晴らしい!
美しく映る気ゼロで役を演じきっていました。
この邦題、ナイス
「売れた有名子役」のその後って、いつの時代も似ているのでしょう。
時折子役時代のショービジネス界で受けた、心の傷がフラッシュバックが挿入。
ドサ周りで借金を返す、ジュディが痛ましい。
時に悪態をついて、舞台をおしゃかにしちゃったり。
心が満たされない・眠れない。ガリガリの身体に、道化師のような化粧がまたひどい。
カメラが近い(舞台を降りた時)と、おぞましいくらいなのに。
カメラが引いた舞台上では、とても輝きを放つ。
その落差が、ジュディの人生のようでした。
終盤ボロボロになったジュディの、ラストステージ。
もう歌えない彼女を助けたのは、ずっと彼女を応援してきたファン。
そうそうファンがいてくれるから、歌えてきたんだなあ。
鼻の奥がちょっと痛くなる、シーンでした。
W座によると、実際のジュディに結構似せているそうで。
それを知らなくとも、一つの歌が産んだ栄光と影を感じました。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「希望は必要よ、どんな人にも」
最後の時を取り上げてたとこが、極端に波瀾万丈ばかりクローズアップさ...
最後の時を取り上げてたとこが、極端に波瀾万丈ばかりクローズアップさせられず、淡々としていて冷静に傍観できて良かった。
華やかなエンターテイメント人としての部分、ダウナーな部分の演技分け、見事でした。
やっぱり幼少期の教育は大事なんじゃないかと思うばかりでした。
JUDY AND RENEE 略してジュディレニ
伝記物
星の平均が2に満たないビビさんが高評価
69年に47歳で亡くなったミュージカル歌手ジュディ・ガーランドも今回彼女を演じた69年生まれのベテラン女優レニー・セルウィガー
僕は2人ともその存在を知らなかった
映画comでレニーのプロフィール写真を観ると全くの別人
役作りでジュディにかなり寄せてきた
劇中で歌っているのはレニーかジュディなのか知らないが大部分が僕を感動させるような歌唱力ではなかった
彼女を観てたら髪型も手伝ってか大竹しのぶを連想した
大竹しのぶは歌も上手い
観たあとに調べたら演じているレニーが歌っているそうだ
クライマックスのステージはジュディが憑依したのか120%の出来だった
第一印象で気になったのはレニーが演じたジュディがあまりにも老けていること
本物をよく知らないがそれも含めて寄せてきたのか
日本の歌手でいえば福田こうへいみたいなものか
子役の頃の葛藤も描かれている
ジュディがステージでヤジられ逆ギレして客に言い返す場面が面白かった
ジュディ・ガーランドとは関係ないようだがこの作品を観たらJUDY AND MARYのバンド名の由来を思い出した
歌い手さんの伝記映画は普通に作れば最低でも星3は確実
これもまた例外ではない
だが逆に星5を与えたくなるような傑作は伝記映画では難しい
ジュディの作品が大好きなだけに是非観たかった。晩年の心の葛藤を、た...
ジュディの作品が大好きなだけに是非観たかった。晩年の心の葛藤を、ただスキャンダラスに片付けてしまわず、丁寧に描かれている。そしてそれを表現したレニーがとにかく素晴らしい。まるでジュディが乗り移っているかのような歌声も圧巻だがステージやベッドの中の哀しみの詰まった後ろ姿、背中が印象的だった。
あんまりのめり込めなかった
ジュディと言う大スターの事をほとんど知らないから、ただの落ちぶれてしまったオバさんにしか見えなかった。
回想で子役時代のブラックな環境は分かるけど、スターであった描写は出てこないからいまいちピンとこない。
歳とって声も衰えてしまったかつての大スターと言う設定で有れば納得の歌唱力。残念ながら感動は生まれてこなかった。
見終わった後にWikipediaでジュディの事をチェックして初めて輝かしい栄光と、闇に覆われた私生活の凄まじさを知った。映画を見終わった後より、wikiを見終わった後の方がなんか心にズーンときた。
それ程の苦悩か。
スター栄枯盛衰系、ブギーナイツ、レイジングブル他に比して堕ち方が半端。
寝付きこそ悪いが、芸も一線級らしくファンも子もあり、それ程の苦悩か。
清水アキラ主演で淡谷のり子の半生を撮る感じ。
入魂らしき歌唱も井筒の快作「のど自慢」に遠く及ばず。
ストーリー 5 芸術 6.5 演技 7.5 エンタ 6 総合 6...
ストーリー 5
芸術 6.5
演技 7.5
エンタ 6
総合 6.5
ジュディといえばover the rainbowですね。とにかくレニーの演技、歌唱力に脱帽。ストーリー的には昔の芸能界のダークあるあるで、今では感動薄でした。
End of the rainbow
ジュディガーランドに想いを寄せる理由はこちらにあまりないが、ラストまでいくとただ一人の一生が尊く、その終末に立ち会うことに心が震える。
レニーの演技に引き込まれた2時間。その痩せこけた身体が、舞台では場を支配する。その説得力たるや。
ハリウッド生まれの歌姫の壮絶な一生
ミュージカル映画「オズの魔法使い」で大ブレイクしたジュディ・ガーランドの伝記的な作品。とてもひどい、いわゆる毒親とパワハラに従うしかない人生で泣けた。
主演のレニー・ゼルヴィガーさんが、演技も歌も素晴らしく、見応えがあった。
もう無くなっていて欲しいが、ひょっとしたら日本でもこれに近いようなエンタメ界への入り方をしている役者さんがいそうな気がした。
子役、越後獅子の哀しみ
【子役哀史】
「おかしいな?
レニー・ゼルヴィガーが出てると聞いたんだが・・
はて、カメオ出演だったかなー?」
腰、抜かしました。
坂本スミ子もびっくりの役者魂、魅せてもらいましたよ。
で、
「エンドロール」。
この曲はオリジナルだろうか、ガブリエル・ヤードとクレジットにあるが。
客席に静かな余韻を許し、永遠のアイドル ドロシーへの悼みと感謝を味わわせてくれる時間。
ありがちな“途中で賑やかな曲相に変わるエンディング”にしてくれないところが、映画界が彼女をどれだけ大切に想っていたか、それを重々解らせてくれる。
【伝記映画の難しさ】
「伝記物」は賭けだ。
往年のアイドル像を傷つけてしまう作品は、それは実像と虚像が膨らむほど難しいチャレンジだ。
(記憶に新しいキリストの伝記映画「最後の誘惑」では、映画館の焼き討ちや、スクリーンに駆け寄っての切り裂き妨害、さらにバチカンの動きも引き起こったゆえ、驚)。
でもこれだけ時を経れば、ドロシーを愛した世代も十分に人生の酸いも甘いも味わっただろうし。
ドロシーファンも、人間ジュディ・ガーランドを直視して、共感の出来るところまで歳をとっただろうし。
・・そのタイミングを見計らっての、満を持しての公開だったのだろう、と想像してみる。
音楽家にとっては将来の進路を決定付けた「オーケストラの少女」(1937/米)が有名。そして
世界中の映画ファンたちにとっては「オズの魔法使」。
彼ら、彼女ら自身の記念碑的な作品として制作されたのだろうと、思いを巡らしてみる。
そしてイギリスで作られた本作をアメリカの映画人たちも、きっと完成のニュースをじっと息をころして待っていたに違いない。
アカデミー賞受賞。
・・・・・・・・・・・・
【ライブ】
ライブステージで、客席から沸き上がる合唱。あれこそがライブならではの呼応ですよね♪
新型コロナウイルスで、生の舞台が総キャンセルの今、アーティストとショービズ界には受難の時代です。
僕はクラッシック畑の人間ですが、録音はやはりライブに限ります。スタジオ録音にはない場の気配に総毛が立ちます。
woman don't cry とか、レゲエのボブ・マーリーを生まれて初めて聴いたときには、あの長い長い前奏の客席のざわめきだけで、なぜかボーカルが始まる前に僕は既に滂沱の涙でした。
ステージに立つジュディに、投げつけられるブーイングも喝采も、舞台が生で生きているからこその絶景です。
・・・・・・・・・・・・
DVDで鑑賞。
特典の「本人インタビュー」では、馴染みのあるブリジット・ジョーンズに戻ってくれていてホッとしますよ(笑)
「1年に1回、家族みんなでテレビで見る『オズの魔法使』と『ジュディ・ガーランド』はアメリカの文化そのものなのです」とインタビューの彼女の弁。
仕事早退、劇場直行。二本立て一本目、スターの苦悩。 レネー?レネー...
仕事早退、劇場直行。二本立て一本目、スターの苦悩。
レネー?レネー・ゼルウィガーなの?後で調べるまで全然わかりませんでした。見事な役作り。
お話の方はまあ予測できる範囲です。竹内結子さんもひょっとしたらこんな感じだったのかな、そんなことも思いました。
レネーもさることながら、私はジュディ(レネー)の世話役の女優さんが素敵に思えた。
ラストステージが見どころなのですが、そこまでの展開が行ったり来たりで、仕事疲れのためか、ややウトウト。
レネーを見る作品と言っていいでしょう。ファンは必見です。
表情やシワまでがオスカーの貫禄
個人評価:3.8
表情や顔のシワまで、ジュディ・ガーランドが憑依したかの様な、オスカーも納得な圧巻の演技。
心を通わした人物が劇中ではほとんどおらず、孤独な人生だったとわかる。まさにショーに生きた人生だったのだろう。
観客と初めて心が通い合ったラストショー。私生活では得られなかった心の交流が描かれ涙を誘う。
ジュディへの賛歌⭐️
ライザ・ミネリの大ファンだったので、ジュディはそのお母さんという位置。
この作品を見てから、いろいろサイトを見ましたが、
その華やかな芸歴に対して、本当に痛ましい状態でした。
映画でも描かれてはいますが、あれでもかなりオブラートに包まれていて、
実際にはもっと酷かったようですね。
実の母親からの虐待といえる薬の供与、セクハラなんて犯罪級。
あれでスクスク成長できるはずもなく、成人してからの彼女の実生活が
次々と破綻していくのも致し方なかったと言えます。
ただただ、舞台、歌に対する愛情が彼女をつなぎ止めていたよう。
レネー・ゼルウィガーの渾身の演技は、ジュディの生涯が
決して惨めなものではなく、その芸歴が輝くものであったことを教えてくれています。
これはジュディへの賛歌なのでしょう。
レネーの歌も一級、見応えのある作品でした。
この女優は凄い・・・
往年のスター「ジュディ・ガーランド」の後半に当たる人生を描いた作品。
オズの魔法使いで世界的に知られる子役になった彼女の苦悩が子役時代を挟み描かれる。
この手の映画が個人的に好きなんだろうか、この年のアカデミー賞受賞作品である某作品より好き。
やはり映画は夢や感動がないとね。(いや、いつも観てる映画は感動は無いけど・・・・)
「この手の映画」と言うのは例えば近年で言えば「ボヘミアン・ラブソティ」とか、もっと古ければオリバー・ストーンの「ドアーズ」辺りだろうか。別に自分は普通のサラリーマンだが、アーチスト、特に音楽系の人生を描いた作品はどーゆー訳だか感情移入できてしまう・・・
まあ、あこは置いても、この女優レニー・ゼルヴィガーは本当凄い女優だと思う。
なにしろ「ブリジット・ジョーンズ」の女優的なイメージが強い為、「シカゴ」でドコに出てたのみたいな錯覚をしてしまう・・・体重を増やしたり、減らしたりって確かにロバート・デ・ニーロを始めいろんんな役者がチャレンジしているんだが・・・・
今回の驚きは、これ、歌唱シーンの吹き替え無いらしい。
ジュディのロンドン公演オープニングの歌唱は鳥肌が立つくらい素晴らしい。
これ評価が割と低い気がするんだけど・・・・
本当個人的には好きです。
全165件中、21~40件目を表示