ゴールデン・リバーのレビュー・感想・評価
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面白くなかったけど、いい作品だった
正直それほど面白くなかったけど、格好いい映像と名優の名演のためか、不思議とすごくいい作品だと感じた。
個人的には音楽がすごくツボで、鳴る音楽ことごとく気に入ってしまった。新しい西部劇の音楽スタイルのようなものを感じた。
繰り返しになるけれど、話には面白みを感じなかったけれど、その時代の空気感や生命力みないのもは強烈に伝わってきた。
ただ、ゴールデン・リバーというタイトルに関しては完全にアウトだと思った。あくまでシスター兄弟のストーリーであり、この放題は勘違いされる危険性がある。とはいえ、題名関係なく、あまり・・・。
サントラはぜひ入手したい。
アブラカダブラ
1851年のオレゴンで殺し屋のシスターズ兄弟が提督と呼ばれる男の依頼で盗人とされる男を追う話。
クモだクマだ歯磨きだとおかずを散りばめながら旅をする兄弟と、追われる男と連絡係の人物紹介という感じの前半。中々話が始まらない。
やっとこたどり追いついたらちょっと意外な展開をみせてくれるしどこかほっこり。
良く考えたら笑う様なシーンこそないものの、頭からずっとちょっと抜けた様な空気感ではあったなと。
激しい銃撃戦はあるもののスリリングなものはなくちょっとそこは物足りないし、もう少しわかりやすくドタバタやって欲しいところもあったけど、なかなか面白かった。
ちょっとホロ苦い人生を味わえるロードムービー
オレゴンからサンフランシスコという移動ルートがまったく見当もつかなかったので、Googleマップを見たら、オレゴン州はシアトルとサンフランシスコの間に位置するアメリカ大陸の西側の州だったことが分かりました。勝手なイメージですが、現代でいえば西海岸を南北に貫く州間高速道路5号線を南下、東に連なるロッキー山脈を背景にサンフランシスコで折り返すというロードムービーだったのですね。
社長直属の有能な社員が新たなビジネスパートナーと出会い、新事業を立ち上げて独立を図ったら社長からの執拗な潰しに遭う。その過程では、それまで考えもしなかった夢や友達を得たのに、取り返しのつかない失敗でその友を失い、大きな挫折を経験するも、最後は色々な意味でのHOMEに辿り着き、安息を得る。
ベタな友情や裏切り、軽妙な掛け合いなどを期待して観に来たのですが、前半はあれ?なんか違うぞ、とやや慌てましたが後半、見方を切り替えたらとても味わい深く楽しめました。
邦題も宣伝文句も良くないですね。
期待していたのとは少し方向性の違うお話でしたし、所謂西部劇とは一線を画す作品だと思いますが、これはこれで悪くないですね。
ただ、やっぱり自分のように肩透かしをくらったように感じた方は多かったのではないでしょうか?
邦題もですが、宣伝文句が良くないですね。
この作品はアメリカ開拓時代のロードムービーですよね。
そう見れば決して悪くないと思います。
自分は、幼少の頃、父の趣味に付き合って西部劇をよく観ていた事も有り、西部劇は結構好きなんです。
それに加え、“殺し屋”。
個人的に大好きな要素でもあるのですが、
それだけでなく、映画だけでなく小説もそうなんですが、その作品の創作者さんの力量や個性を測る基準にしてたりするんですよね。
“ディーパンの闘い”や“預言者”を手掛けたジャック・オーディアール監督の作品という事で期待が高まってしまうのも、まぁ致し方無いですよね。
期待していたのとは違うお話ではありましたが、結末も含めこれはこれで嫌いではないですし、醸し出す雰囲気は個人的には好みで、カメラの使い方が上手いからなのか、静かながら印象に残るシーンも多々あり、やはりオーディアール監督のセンスの良さが感じられる作品でした。
そして何より主演を務めたホアキン・フェニックスとジョン・C・ライリー。
この2人容貌は決して似ているわけではないと思うのですが、2人の演技が素晴らしく、本当に兄弟のように見えました。
勿論、たいした役ではありませんでしたがジェイク・ギレンホールの演技は安定感があるものでしたし、リズ・アーメッドもいい役者さんになられましたよね。
ロードムービーとして観てみれば決して悪い作品ではないと思いますよ。
タイトルなし
ゴールデンラッシュに沸く
1850年代のオレゴン州が舞台
殺し屋の兄弟イーライとチャーリー
追われるモリスとワーム
.
兄弟愛
芽生える友情??
一攫千金を夢見るロマン
後半の展開は予想に反し…
(引き込まれちゃう)
男臭く濃厚なウエスタンムービー
.
西部劇は苦手としていたけど
そんな思いは覆されました
ただの撃ち合いじゃない😊
4人それぞれの演技が凄い
邦題に惑わされてはいけないね(笑)
原題が『シスターブラザー』だったので、どんな意味かと調べたら…。
なるほど、年の近い上司が新入社員の指導や相談をする教育制度のことをいうみたい…。
この映画に出てくる兄弟は、まさにシスターブラザーの関係なのかな…?
平凡に行きたい兄と、刺激的に行きたい弟。
互いの生き方は違っても、その生き方に学ぶことは多いようで…。
互いにない部分を、うまく刺激し合いながら、このゴールドラッシュ時代を生き抜いている感じ。
一見温厚に見える兄は、やるときはやる男だし、強そうに見える弟は、意外に弱い部分をたくさん持っている…。
邦題の『ゴールデンリバー』は、ある意味間違いではないんだけど。
なんか安易すぎる気がする…。
まあ、要は金に目のくらんだ男たちが、自分たちの欲望によって破滅していく話。
金を発見できる謎の液体によって、億万長者の夢を見る4人の男たち。
でもその液体のせいで命を落とすのだけど…。
その液体の存在が、すごく気になった。
いったいどんな液体なんでしょう?
理系の人なら分かるのかな?
やっぱり簡単に金持ちになると、人間ダメになるって教訓なのかしら?
ラストの展開がイマイチで、腑に落ちないことばかりだったけど…。
要は、金では手に入らない安定ってあるってことが言いたかったのかしら?
まさにブラザーシスターの関係は、プライスレスってことかしら?
思いもよらないが一体何を指しているのかよく分からなかったけど。
何だがよく分からない結末に、モヤモヤが残ってしまったけど。
「ハッピーエンドで良かったね」と言いたくなる最後でした(笑)
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