「犬の映画かと思ってたら全然違ってた」ゴールデン・リバー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
犬の映画かと思ってたら全然違ってた
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勧善懲悪ではない西部劇。あの化学式は何だったのだろう?漂白剤か何か?てっきり錬金術師なのかと思っていたけど、黄金が光って見える薬だったんですね。後半の楽しそうな4人を見ていたら心が和んできました。
冒頭から銃声が重く響いてくる緊迫したシーン。雇われた殺し屋な二人だが、徐々に彼らシスターズ兄弟の夢を追いかける姿に心惹かれていく。親父の残虐な遺伝子を引き継いだ彼らも夢を見つけてまともな人生を歩もうとしていたのだ。
ジョン・C・ライリーのなにかと笑えるエピソードも堪能しながら、純粋に金を掘り当てようとして、提督の束縛から逃げようと考えるようになる4人がうらやましくてしょうがなくなる。メイフィールドから奪った金があれば生活は保障されてるのに、それでも夢を追いかけてしまうようになるのだ。
暖かいベッドとお風呂さえあれば幸せ。あとは娼婦からもらったスカーフ。失うものも大きかったけど、幸せがどんなものかとわかったラストを見て、急に風呂に入りたくなった。
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