「邦題に惑わされてはいけないね(笑)」ゴールデン・リバー ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)
邦題に惑わされてはいけないね(笑)
原題が『シスターブラザー』だったので、どんな意味かと調べたら…。
なるほど、年の近い上司が新入社員の指導や相談をする教育制度のことをいうみたい…。
この映画に出てくる兄弟は、まさにシスターブラザーの関係なのかな…?
平凡に行きたい兄と、刺激的に行きたい弟。
互いの生き方は違っても、その生き方に学ぶことは多いようで…。
互いにない部分を、うまく刺激し合いながら、このゴールドラッシュ時代を生き抜いている感じ。
一見温厚に見える兄は、やるときはやる男だし、強そうに見える弟は、意外に弱い部分をたくさん持っている…。
邦題の『ゴールデンリバー』は、ある意味間違いではないんだけど。
なんか安易すぎる気がする…。
まあ、要は金に目のくらんだ男たちが、自分たちの欲望によって破滅していく話。
金を発見できる謎の液体によって、億万長者の夢を見る4人の男たち。
でもその液体のせいで命を落とすのだけど…。
その液体の存在が、すごく気になった。
いったいどんな液体なんでしょう?
理系の人なら分かるのかな?
やっぱり簡単に金持ちになると、人間ダメになるって教訓なのかしら?
ラストの展開がイマイチで、腑に落ちないことばかりだったけど…。
要は、金では手に入らない安定ってあるってことが言いたかったのかしら?
まさにブラザーシスターの関係は、プライスレスってことかしら?
思いもよらないが一体何を指しているのかよく分からなかったけど。
何だがよく分からない結末に、モヤモヤが残ってしまったけど。
「ハッピーエンドで良かったね」と言いたくなる最後でした(笑)
この兄弟がシスターという名字だったので、シスター兄弟って意味でシスターブラザーだと思ってました!調べられた、その意味と掛けてるんですね!勉強になりました!