ハンターキラー 潜航せよのレビュー・感想・評価
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☆☆☆★★★ ジャンルの頂点に君臨する『眼下の敵』を始めとし、『U...
☆☆☆★★★
ジャンルの頂点に君臨する『眼下の敵』を始めとし、『Uボート』『クリムゾン・タイド』『レッドオクトーバーを探せ』等。
映画ファンにはお馴染みの言葉。
〝潜水艦映画に外れなし〟
…とは言いつつも、たま〜に『ローレライ』だったり『真夏のオリオン』等の屑作品も出ては来ますが(。-_-。)
そしてここにまた1つ、潜水艦映画の佳作が登場。
(もう一度)…とは言いつつ。『眼下の敵』の様な、駆逐艦との知力を尽くした攻防で有ったり。『Uボート』の様な、閉鎖的な状況下でのサバイバル等とは違い。ひたすらエンターテイメントに徹するハリウッドムービーで或る事は理解しなければいけないでしょうね。
従って、上記2作品の様な潜水艦映画を志向する人には、今ひとつ好みに合わない様な気はします。
大体、潜水艦映画に於ける定石と言える。駆逐艦からの攻撃や、機雷群を交わしながら進む。手に汗を握る攻防は、ほぼ前半部分で済ませてしまい。中盤部分の『ナバロンの要塞』ばりなコマンドー部隊の活躍に、作戦の命運が握られてしまっている為に。既に完全なる潜水艦映画とは言えなくなってはいる。最後に迎える運命も、相手任せなだけに。観ていて、ちょっと都合良く見えてしまう辺りには少しだけ不満を感じない訳では無いです。はい(u_u)
もう少し絶望的な状況下に置かれても。主演のジェラルド・バトラーは、それでもユーモアを忘れない指揮官…とゆう設定で有ったならば。もっと面白くなったのでは?…との思いはしますけど。
まあ!(3度目)…とは言いつつ。こちらは、ひたすら2時間を楽しく観られたから全然OKなんですけどね(^^;;ホントか?(本当です)
2019年4月16日 TOHOシネマズ日比谷/スクリーン7
ドラマじゃなく、型、だけがある。
NSA?のキレ者風のお姉さんが出てくるけど、結局、あんた誰なのさ。少将は、雨の中で、自ら大将に秘密報告しちゃったりするけど、どういう関係なのさ。あっ、女性が大統領なんだ。
それっぽい人達が、それっぽく立ち振る舞うんだけど、特に説明はなし、という珍しいスタイル。テレビシリーズのスピンオフかと思うほど(違いますよね?)、どこかのテレビシリーズで見た風の人が、どんどん出てくる。
なので、そこにドラマはなくて、こう来たら、こうなる、という型だけがある。ここまで徹底してると、わざとやってんだろうなあ。
型と爽快感の映画。
反発していた副長も、艦長の見事な判断に、お見事でした、とすぐ握手。そこは、もっと、なんかあんだろ〜、と思っちゃいけないんでしょうね。
好きな人は好きなんでしょう。凄く面白いよ!と評判を聞いて見に行きましたが、あまり楽しめませんでした。
あと、ロシアの基地の警備はザルすぎるし、銃撃戦の時の急ズームの連続は何なんだ。駆逐艦の艦長は、どこ行っちゃったんでしょう。ちょっと、雑なところも目立ちました。
ファンタジーとして面白い
ロシアで起きたクーデターを頑張って止めるぜって話なの。
ロシア国内より米軍が先に知ったから、なんとかしようって米軍が頑張んのね。そういやこれ内政干渉だね。でも、クーデター起こした奴が戦争起こそうとしてるから、四の五の言わずに止めなきゃ! ってことなのかな。
潜水艦の艦長が主人公のはずなのに、前半は、お約束のように半ば偶然派遣されていた特殊部隊(お約束のように隊長はアウトロー)が大統領救出に頑張り、会議室では絵に描いたように頭の固い軍人と道理が解ってる人達がやり合うの。主人公はどこ行ったんだ。
でも、大統領救出のところ良かった。みんな『戦争を止めなきゃ』って頑張って、「どうせ死ぬなら、こんな風に死にたい」と思ったもん。
予想よりあっさり救出は成功して潜水艦に逃げ込むのね。ここから『あの潜水艦を沈めろ!』って、クーデター起こした奴が攻めてきて、もう圧倒的に戦力不利だからね。
「どうするんだ!」って手に汗握る展開で、でもその中で『軍人としてではない。人間として信頼し判断するのだ』って決断が続くんだよね。それで危機を乗り切んの。
「うおおおおー!」って感動はするけどさ、米軍もロシア軍も軍規無視しまくりなんだよ。上官命令をガンガン無視するからね。みようによっちゃ『開戦するかも知れない』ってときに、指示系統の混乱が発生してんの。
こういう軍隊は大丈夫かな。「さて撃つべきか撃たざるべきか、民主的に議論を尽くして決めてから」って言ってるうちに撃たれちゃう組織だからなあ。どうなんだろ。そういう人達ですら、世界の危機に団結して立ち向かって救ったんだって話ではあると思うけどさ。
男だけじゃない!女も楽しめます!
こないだは気象学者だったジェリーが次は潜水艦の艦長か〜潜水艦のバトルと見せかけて最終的には悪い奴をボコボコにして解決するのかな〜と思ってたらめちゃくちゃ面白くてびっくりした!
初っ端からロシアの潜水艦を撃退シーンで叩き上げの優秀さお披露目するとこかっこいい;;
何かよく分からん専門用語が飛び交う中、9割方の人間が有能でムダな行動をしてないところがシンゴジラみたいで最高だった。
突然ネイビーシールズのシーンが入ってきて「??」って感じだったけど陸の救出作戦がメリハリ効かせててダレない!
新人くんのアシストが痺れるほどかっこよかった…敵側のスナイパー怖すぎるけど味方だった時の安心感ハンパねぇ…
あとロシアの艦長からのヤヴェチェンコ乗組員ひとりひとりに語りかける無線通信がほんと熱盛でした。
その後のアーカンソーを狙ったミサイル撃ち落とし作戦もフィクションすぎるけどたまらんでした。
どうなっちゃうの!?ってハラハラするし。
フィヨルド侵入の時の音声感知センサーのとこの息を詰める静寂、そして誰もがここで絶対何か音立てるやろ〜と予想したらやっぱりスパナ落とした!やばい!って息を飲むとこまで劇場を包む一体感がすごかった。
あそこは下手したらエンドゲームより観客みんながひとつになったかもしれんね。
ジェラルドバトラー主演ありえないでしょシリーズの映画ではエンドオブホワイトハウスと並ぶくらい面白かった。
ただロシア人はふつうにロシア語話してて欲しかった。
それか全部英語かのどっちか。
ハリウッドは、こういうの作って!
久しぶりにスカッとした。色んな忖度なしの楽しい映画。アメリカはUSA🇺🇸なプロパガンダ映画作ってれば十二分に面白いのだ。軍志願したくなる映画。
大味なようで結構ちゃんと考えられている。悪いやつは特定されてて対ロシアでも問題なし。艦長に離婚調停中の妻と反抗期の娘とかトラウマによる鬱症状とか要らない設定がついてないのがGOOD!ジェラルドバトラーの魅力が100%
潜水艦に陸上特殊部隊にドキドキハラハラした!
ご都合主義のハッピーエンド万歳🙌
Torpedo in the water! 物凄い緊迫感!
全然ミリオタじゃないのですが、単純に面白かったです!潜水艦って乗ったことないんですけど、海の中なのでトルピード一発当たれば大惨事!そんな限られた空間だから観ている方も息を飲みます。
知らない世界だけに最新鋭の潜水艦の中身が面白かったです。多分潜水艦同士の戦闘って近年は起こってないのではないかなと思うのですが(第二次世界大戦以降あった事あるのかな?)、実際に潜水艦に乗ってると怖いだろうなぁと思いました。何かあったら正しく海の藻屑ですしね。
ジェラルド・バトラーが頼りがいのある艦長を演じてて、とても男前でした。荒唐無稽な作品でもいつでも渋いです。ゲイリー・オールドマンは何だったのでしょう?出なくて良かったのでは?クーデター起こしたロシア人達はポンコツ過ぎて残念でしたが、その分シールズのカッコ良さが引き立ちましたね。
いやー、機雷の中を進む緊張感といい、男臭い友情といい、高評価が多いのも納得の一級エンターテイメント作品でした。
最後は信頼し合えるかだ!
リアリィティある映画だった。
SFXとかは未来的な戦いで戦いが派手で真実味が無いが、この映画は現在のロシアでのクーデターはあり得ないが、もしこうなったらアメリカがこの様に動きそうで、現在の武器とか兵器でこの様に戦闘をするのかと言う現実味のある映画だった様に思う。
いつの間にか自分も息を止めて見ていたりとか、もし副艦長が艦長だったら全員すぐに撃沈されていたと思う。それだけ艦長が優秀。
しかし、皆がツッコミを入れているように、何でいつと言う個所もある。空からロシア領に潜入するが、いつどうやって偵察用の装置や急に決まったのに潜水具を持ち込んだのかとかが ?が付く
しかし、最後に言えるのはお互い信じ合う事や、中国かぶれしていなかったのが、一番良い!!
あっという間でした
原作本からは大胆にカット&アレンジされていますが、まあ上下巻であれだけのボリュームを2時間に収めるのはさすがに無理ですね。
冒頭のロシアの原潜が内側から爆破された理由など何の説明もなく、原作読んでいない方には分らないだろうなと思うのですが、そういった説明くさいものや背景などは全くすっ飛ばしてどんどん話を進めていくところは逆に潔いと思いました。
原作はどちらかというと政治、陰謀、金融、マフィアなどの暗い要因に加え、潜水艦もの特有の重苦しさによって、読み続けるのが苦しくなるくらいでしたが、それらをすべて割愛して、一流の爽快なアクション映画に仕立てたところはすごいと思います。
エンディングも原作とは全く違っていますが、あれはあれで感動しました。ちょっとロシア側に美味しいところを持っていかれ過ぎの気もしましたが。
男同士の、上官と部下の、潜水艦乗り同士の信頼、友情、そういったものには、素直に感動しました。
ただ、後半の、フィヨルドに潜航して音感機雷を避けるために、艦内でみんなが息をひそめる一番はらはらのシーンで、映画館の後ろの方から思いっきりiphoneの着信音が響き渡ったのには、あまりのタイミングの良さにあきれるやら笑ってしまうやら。
4/20(土)TOHOシネマズ上大岡の13:55からの回を観ていた我々は、あの時点で機雷が爆発して全員遭難してしまいましたとさ。
潜水艦映画にハズレなし?
...そうは言うものの、この映画は所謂潜水艦映画ではない。
潜水艦ものフリークが好きなシチュエーションを、良く言えばアレやコレへのオマージュ含めて全部盛りにした印象だが、そこがなんとなしに継接ぎで作ったように見えて、潜水艦映画特有の緊張感、密室劇を期待すると肩透かしを喰う。
スカイアクションばりに派手に動き回る魚雷や潜水艦、駆け引きの無い潜水艦戦、切り立った海底と機雷原をすり抜ける緊迫の場面も冗談の様なビジュアル、さっきまでガチャガチャ音立てまくってた割に思い出したようにブチ込まれるお約束の"Quiet"のシーン、叩き上げの新任艦長が指揮を通して乗組員に認められていく件も薄味でなんだか響かない。
おまけにSEALsの件まで入れるものだから尺が詰まり全部中途半端に。
何も「潜水艦映画たるもの画面と雰囲気を暗くすれば良い」ってものでもないけれど、それにしても、という感想。
十分に楽しめた
潜水艦ものって ずっと海の中だし
全然面白くないっと思い込んでた
でも、この映画は違った。
ずっと海の中って訳じゃなくて、地上戦と海中戦同時進行。
ハラハラドキドキもあるし ちょっぴりユーモアもある。
ラストもすっきりと落ち着いて
十二分に楽しめました。
意外と楽しめました
設定はちょっと厳しいけどプーチンがいなくなったらロシアもこんな体たらくになるかも。
って思えばありの映画かなぁ。
ロシア人が英語話してるし、クーデター一味があんなにヘボならロシア軍に連絡とって解決するのが一番早いんじゃ?
でも破綻寸前でもまぁ許せる範囲のストーリーでうまくできてました。
思ったより楽しめました。
こんなことなら一人じゃなくて友人を誘っていけばよかった。
エンターテイメント映画と思えば
アメリカ発のエンターテイメント映画と思えば面白い。男臭い映画。ツッコミどこらはたくさんあるので、深く考えなければ十分にハラハラしたり、グッときたりするのでそれなりには楽しめる。
クーデターの目的も謎だし、いくらロシア兵だって昔の上官への恩義だけで確証も無いのに自国の軍施設ぶっ壊すなんてするわけ無い!これはアメリカの映画なんだ、ということを念頭に置いて観れば大丈夫。
海中でドキドキハラハラかと思いきや
潜水艦での海底で、ドキドキするのかと思いきや、途中から、地上に上がるし、そんなに大した事なかった、ゲイリーオールドマン目当てだったけど、イマイチ…
リアルな緊迫感
久しぶりの⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️作品❗️
あまり、前評判や宣伝もなかったけれど、これは、なかなか良かった。最初から最後まで、ハラハラ、ドキドキの連続で、手に汗握る緊迫感満載の作品でした。
ロシア軍のクーデターにより、軍の人質となった、ロシア大統領を戦争回避の為に、アメリカ軍が助けるストーリー。
あまりにも現実離れした設定であるし、突っ込みどころもいくつもあるのに、有事の際のリアルな映像と次から次への展開が優って、全く気になりません。質の良いエンターテイメント作品に仕上がっていました。
それに、日本人好みの師弟愛や敵国同士の友情場面も盛り込まれ、まさか、この映画で、涙が溢れてくるとは思いませんでした。
そうしたストーリーの中で、よりこの作品を上質に仕上げているのが、主演のジェラルド・バトラー。ホントにかっこよかった。渋くて、冷静で、的確な潜水艦艦長の演技は、男が惚れてしまうような、かっこよさだった。
日本映画では、ここまでの映画はやっぱり作れないだろうな…。それにしても、この映画をプーチンが観たら、顔を真っ赤に激怒するでしょうね(笑)
男の子が大好きな80年代テイストの潜水艦アクション映画♪
潜水艦映画って、あんまり記憶になくて、思い出すのはショーン・コネリーの「レッド・オクトーバーを追え!」がパッと頭に浮かぶくらい。
なんとなく興味があったので鑑賞しました。
で、感想はと言うと、結構面白い♪
ロシアにクーデターが起こって大統領が拘束されて、そこにアメリカが助けを出すと言う、まさしく80年代から90年代のアメリカ作品テイストw
一言で言うとそうなんだけど、全うな潜水艦アクション作品で潜水艦の見せ場もたっぷりで、そこに特殊部隊のアクションもあって、見応えはあり。屁理屈的な政治的にあ〜だこ〜だはサクサクっと飛ばして進めるのも戦争アクション映画の良いお手本w
細かく設定をすると面白味に欠けるからか、ツッコミ所は多々ありますが、その分エンタメ感に特化しているので面白い。
前半は些か間延びした感じですが、クーデターが起こってからの展開はテンポも良くて、飽きさせないし、海面下での戦いと陸上での特殊部隊の戦いのバランスも良い。
変に恋愛的なのも無いし、男の子の戦争アクション映画の王道です。
ご都合主義的な展開はある程度お約束なので、ツッコんだら作品の良さとノリを壊してしまうから単純に楽しむのがマル。
ジェラルド・バトラーが頼れる艦長を演じているが似合ってるなぁ。でも、彼が出る事で作品の質を高めている感じはあっても何処かでB級作品色を拭い去れないのがミソw
ゲイリー・オールドマンが出ているのでストーリーに厚みが出ている様に思えても特にそうでもないw
シンプルでテンポも良いから、有名俳優をキャスティングしてなくても作品が左右されない良い見本の作品です。
A級の作品ではないけど、上質なB級の作品でこの手の戦争アクション映画が好きな人にはお薦めの結構当たりの作品です♪
既視感たっぷり。名作いいとこどりの優等生作品
初めて"潜水艦モノ"を見るようなティーン・エイジャーにはいいかもしれない。既視感たっぷり。名作いいとこどりの優等生作品である。
もしくはハリウッド礼賛一辺倒の映画ファンが、GWを過ごすのにうってつけである。悪くはないのだが、飛びぬけているところもない。
よく"潜水艦モノにハズレはない"といわれるのは、「U・ボート」(1982)、「レッド・オクトーバーを追え! 」(1990)、「クリムゾン・タイド」(1995)、「U-571」(2000))など・・・名作揃いゆえだが、実際はそうでもない。女性アカデミー賞監督のキャスリン・ビグローの失敗作「K-19」(2002)がある。
ロシア近海で米海軍の原子力潜水艦が消息を絶つ。それを救出に向かった、ジョー・グラス艦長(ジェラルド・バトラー)率いる攻撃型原潜"ハンターキラー"が、特別なミッションを受け、絶対的な不可侵を誇るロシア海域に潜航していく。
本作には原作小説があるのだが、それにしても"潜水艦モノ"には、"お決まり"の常套手段がある。
"海中という外部遮断された特殊密室"、"その密室環境で起きる事件・事故"、"ソナーを駆使した見えない敵との戦い"、"迫る機雷や魚雷の恐怖"、"海軍兵学校出身のエリート将校と現場叩き上げの対立"、"船長による船員の人心掌握術"・・・これらの組み合わせをバランスさせると"潜水艦モノ"は完成する。
本作はそれら"お決まり"をあまりにもキレイに並べた佳作になっている。しかも、同時進行で、特殊部隊による陸上作戦と、指令部の政治的な攻防が続く。
おそらく新味を加えようと努力をしているのだが、そのぶん"密室による緊迫感"が減ってしまうことにもなる。
なんにも考えず、期待しすぎなければ、ニュートラルにそこそこ楽しめる。
「ミレニアム」(「ドラゴン・タトゥーの女」から始まる3部作)シリーズのスウェーデン・オリジナルの主演として有名な、ミカエル・ニクヴィスト(ロシア潜水艦のセルゲイ・アンドロポフ艦長役)の遺作になっている(2017年逝去)。
(2019/4/12/ユナイテッドシネマ豊洲/シネスコ/字幕:林完治)
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