「今年は実録スポーツ対決ものの当たり年」ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男 regencyさんの映画レビュー(感想・評価)
今年は実録スポーツ対決ものの当たり年
テニス界の悪童マッケンローを、ハリウッドの悪童シャイア・ラブーフが演じるというこれ以上ないキャスティングに加え、ボルグ役のスベリル・グドナソンがクリソツすぎ。
2人以外にも、ジミー・コナーズなどの実在の選手もソックリな俳優を配しているあたりもしっかりしている。
一見両極端な性格のボルグとマッケンローだが、実は根底では…というのがポイント。もちろんフィクションされた面もあるだろうが、こうした対比は同じく実際のテニス対決を映像化した『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』にも通じる。
対決の結果は、知らない人もネットで調べればいくらでも出てくるが、ここはあえて調べずに鑑賞するのがベター。
クライマックスのマッケンロー=ラブーフの表情が実にいい。
『バトル・オブ~』といい、今年は実録対決ものの当たり年。
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