ハングマンズ・ノットのレビュー・感想・評価
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露悪すぎてちょっと笑えない
露悪すぎてちょっと笑えなくてあまりおもしろくなかった。
この映画が作られたときより、社会での貧困による非行や暴力、社会的孤独に精神を蝕まれた人による無差別殺人が他人事として捉えられる距離感でなくなってしまっているので、この映画の暴力とそれにともなっておこる不謹慎な笑いにぜんぜん笑えない。
低予算ながら工夫して撮られてるバイオレンス描写などはすごい。
国岡ぐらいのバランスが好きかな!
でも阪元監督の映画のバイオレンスと笑いのとかドラマ部分のバランス調整の歴史がみれるのが面白い。
配信で鑑賞
あおいちゃん(´・ω・`)
胸糞悪いですが、大手にはない刺激がありました。少しダレる部分はありますが、日本人が演じているというだけで、プロット自体は洋画のアウトローもののそれだと思います。個人的に「カメ止め」より良かったです。あおいちゃんが気の毒で、気になって仕方なかったです。出だしの配信中にレイプや、中盤でレイプしながら両親への手紙を読み上げるシーンも含め、監督の好みが色々と詰め込まれていたと思います。
サイコパスが強すぎる
ヤンキ vs サイコパスという、誰もが面白そうと思ってしまう題材と、それを上回る興奮。
前半はそれぞれがどんな人間なのかをきめ細やかに描いているが、ヤンキーはとにかく相手を痛めつけるエグい暴力で、サイコパスはいつ何が飛び出してくるか分からない不気味な恐怖がある。
両者が正面からカチ合うとヤンキーの圧勝なのでは? と思いつつも意外と拮抗しており、サイコパスの予想外な攻撃に思わず息を呑みつつも「マジでやべえなこいつ」と笑いが浮かんでくる。
終盤の対決がやや肩透かしなものの、総じて非常に興奮できるバイオレンス映画に仕上がっていて、観ていてすごく楽しかった。
柴田くん
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