若おかみは小学生!のレビュー・感想・評価
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尺を長くしないようにコンパクトにまとめたのだろう、脚本に無駄がない...
尺を長くしないようにコンパクトにまとめたのだろう、脚本に無駄がない。良くも悪くも無駄がない。
素晴らしい映画
鑑賞後しばらくとても心地よい感覚が残っています。 予告では1ミリもこの映画の良さが伝わりませんでした。レビューを信じて鑑賞してよかった ありがとう。 エンディングの藤原さくらの曲もこの物語を締めるに相応しい楽曲でした。 文句なく星5です
評判通りの良作
えらい評判が高いので何事かと思い鑑賞
ストーリーは全く頭に入れないまま見にいったところ、絵柄からは想像のつかないハードな冒頭にビックリ 両親の死 というのは幼い主人公の境遇としては昔ながらによくあるパターンではあると思うのだけどそのシーンの容赦なさというか抗いようのない感じにすごく驚かされた このシーンだけでもこの映画が悪い意味での 子供向け 映画ではないということがよくわかる
しかもこの映画、これまた興味深いことにその悲劇がそのあと取り立てて表面に押し出されて取り扱われない
別に無視されているとかではなく むしろ間違いなく話の根幹にこの悲劇はずっと横たわっているんだけど、それだけが前面に出ているのではなく飽くまで日々の生活や人との関わりの中でじんわりと主人公の想いが浮かび上がってくるような作りになっていて、凄く抑制されている
別に大げさに騒ぎ立てないから良い と言うわけではないけど、今回語ろうとしている感情に対してのアプローチとしてはとても誠実だったなぁと感じた
後は最初に書いたことと繋がることだけど、終盤宿にやってくるある家族 本当にビックリした
子供向け映画 どころか 大人向け映画でもここまで主人公を追い込む というか 揺さぶってくるような展開中々ないのではないだろうか
自分が主人公の立場なら彼らを受け入れられるのだろうか… と思わず想像せずにはいられないが、主人公の成長と絡めてなんとか回収できていたと思う
というか、子供が主人公の子供向け映画 という前提(実際そうなのかは別にして)がなかったらこの展開を入れることで一気に映画のトーンが崩壊してたかもしれない (大人の方が子供より与えられる赦しの余地 が少ないという事を大人は知ってるいるので…)
正直 評判を聞かなければ間違いなく見にいってなかったけど、キチンと見ておいてよかった
カメラを止めるな! にしろ 少し前の この世界の片隅に にしろ、口コミというのは信用できるなぁ
と改めて思った一本だった
子供連れに囲まれるのはツライけど
アニメ映画とは。子供と一緒なら「優しいお父さんだね」と温かい視線を向けられ、一人だと「ゲっ、オタ、キモ」と言われ「近寄らないで。あっち行け」視線を突き刺されてしまうもの。 だがしかし、この映画、優しいお父さんもオタも普通の人も、仲良く全員号泣してました、っと思う。 多くの人と同じく、先にご覧になった方々の高評価に興味を持ち、ザ・アウトローをキャンセルして鑑賞。正直、途中ツライ時間帯が有り、赤面後悔必至。ここから号泣に転じるのか本当に、と疑い始めて30分。「あー来た、これか」でハンドタオルで顔を覆って敵襲に備えるも、「ファンタジーと思い込ませて実は現実社会ネタ」の破壊力には全く歯が立たず。全面降伏しました。 ファンタジー仕立ての少女の成長物語。。。先週も見ませんでしたか?その系統!
傑作
恥ずかしながら評判がいいので観ました。絵のタッチや題名はあんまり好みじゃないけど傑作でした。わかりやすいストーリー、伏線もちゃんと回収されるし最後もいい。ても全然お客さんが入っていない。僕が観た時は10人もいなかった。まだの方は皆さん観てください。色々な映画賞を獲ことは確実です。
素晴らしい!
絵柄で完全にナメてました。
おっこに降りかかる出会いと別れがこれでもかと詰め込まれ、劇中何度もうるうると。
両親を急な事故で亡くしてまだ1カ月の序盤のおっこが、極力それを「考えない」ようにしつつも、度々両親の夢を見てしまうのはまだ死を受け入れられていないから。それが終盤、真正面から受け止めざるを得なくなった時には、それまで溜め込んでいた涙が一気に噴き出したように号泣。しかしそれでも立ち直れたのは、おっこ自身の若おかみとしての経験あればこそ。無駄な部分のない、非常に良く出来た脚本でした。
マイナス0.5は、やはりあれだけの話を詰め込むには尺が足りなかったか、おっこ以外のキャラの描写がやや淡白に感じたこと。ただ、だからといって全部を深く書いたら何時間あっても足りないし、削れそうなエピソードもないし、仕方ありませんね。
いい映画
評判が良いので見てきました。 たしかに大人が見ても感動できるという評のとおりでした。 というより大人が見たほうが感動できるという感じです。 作画もさすがに元ジブリの監督・スタッフだけあって、高クオリティです。 話としては大スペクタクルのある話でないので地味ですが、 見て損なし、見ておいた方が良いと言い切れる映画です。
若おかみは霊能力者
Twitterのフォロワーさんのおすすめと、タイムラインに流れてくる評価が高かったので鑑賞。 最初は絵柄から小学校低学年向けの作品だと思ってスルーしていたけど、確かにこの内容ならば年齢関係なく楽しめる作品です。 ただ。『大人も泣ける』って書いてる人が多かったし、自分の観た回でも主に女性で泣いてる人も居たけど、個人的にはそういう気分にはなれなかったな。 幽霊が見えるところとか思いっきりファンタジー側に転んでくれたらエンターテインメントとして観れたと思うけど、登場人物にあまりにいい人が多すぎて自分には逆に違和感が沸いたというか。主人公もそのライバルの娘も小学生にしては妙に物わかりが良いし、こんな小学生居ないよな、やっぱり作りモノなんだよな、ってどこか冷めた目で観てしまった。 とはいえ、作品としてつまらなかった訳ではなく、アニメーション映画としてはとても良質な部類に入ると思う。
温泉のように温かく癒される作品
当初、観る予定ではなかったんだけど、とても評判が良いので気になっていて、このたび、夜の上映回が増えたので、行ってきた そして確かに評判通り、泣ける映画で、後半は号泣だった 小学生のおっこは交通事故で両親を亡くしてしまい おばあちゃんが女将をしている温泉旅館に預けられ、暮らし始める… そんなおっこが、温泉旅館を手伝いながら、明るくひたむきに生きる姿が描かれる とはいえ、やはり彼女は小学生 両親を亡くしたばかりで、すぐにその事実を受け入れられるはずもない それなのに、彼女が明るく見えるのは 両親が亡くなった事実を、まだ受け入れられていないから この映画では、そんなおっこが、様々なお客さんと出会い、人生について学びながら「死」と向き合い、受け入れて成長していく姿が描かれている そんなおっこを支えているのは祖母の経営する旅館と温泉、そして、そこへ現れる子供の幽霊たちと小鬼 その温泉は「人間も動物も分け隔てることなく神から与えられた温泉」であり、傷ついた人たちを癒すためにそこにある と、おっこは亡くなった両親から教えられた場所だった そこで、様々な事情で傷ついた人たちがお客としてやってきて、彼らの要望を聞き、癒されて帰っていくのを見届けると、おっこの心の傷も少しずつ癒えていく そんなおっこの姿を見て、人を幸せな気持ちにさせることができる人が、本当に幸せになれるんだなと思った 誰もがそれぞれの事情で悲しみや傷を背負って生きている でも、そんな中でも、隣にいる人の悲しみを少し軽くしてあげたら、自分の悲しみもまた軽くなる そうやって、たくさんの人を幸せな気持ちにしてあげた人が、たくさんの幸せを得ることができるんだなと思った 生きていて、悲しいこともあるし、失敗もするし、辛いこともあるけれど 毎日、誰かのことを思って、一生懸命に生きていれば、良いこともあるし、人生捨てたもんじゃないって思えることもある 大切なことは、目の前にいる人を幸せにしてあげることなのだ そして、最後の親子との出会いでは、号泣してしまった けれど、まさか、そんなことが! ということが、起きるのが人生だし、試練を乗り越えてこそ、人は成長できるんだなと思った 全編を通して、とても人に優しく温かい映画で、まるで温泉に入った時のように心が温かく癒される映画だった 心が傷ついた人、汚れてしまった人はみんな、この映画を観れば、必ず癒されるはず! おススメの作品
色々な人年代層に見て欲しい映画
うまく書けませんが、人としての大切なとこがたくさん盛り込まれている気がします。世界の色々な方に見てもらって感想、どんな感じ方するのか興味が湧きました。
日本的な感じ方や、霊を見えたり、神の存在があると思うので、その辺他の宗教、人種の違う人はどう思うんだろう。
人としてに感じ方はほぼ共通だけど、霊とか神が出てくると多少受け取り方が違ってくるのかな。
ひさびさに泣きそうになるシーンもあり、また見たい映画でした。
家族で見たい良作
テレビ放映時は全く興味なかったけど、SNSで話題になっていたので鑑賞。予想以上に面白くてあっという間に終わった感じです。 消化不良のところもあったけど、あとは鑑賞者の解釈に任せるという意味ならとても良いでしょう。 あんな小学生はいないだろう、所詮児童文学だな・・と思ったりしたけど、彼女の抱えているものの深さを考えると、裏側にどんな思いがあったのだろうと想像をたくましくしてしまいます。 ジブリ臭さがちょっと鼻につきますが、観て損はない良作です。小さなお子様がいる方は是非ご一緒に。 後日、モデルになった旅館の宿泊プランをみて、あのサービスにこの対価かと妙に納得したりするのも楽しみ方のひとつですね。
流産
淡々として散漫。 オッコの可愛らしさや健気さに任せた無責任な演出。 個性の強いお客も、フワフワした保護者達も人間には見えない。 10年代の日本アニメ史はもう、「風立ちぬ」「かぐや姫の物語」「この世界の片隅に」後になっている。 良いものを描こうとしなくていい。 貴方にしか出来ないものを観せて下さい。
大人の方がグッとくる名作
劇場版を観てからテレビアニメ版を観ています!原作のいいところを抜粋しているんだろうけど、映画の脚本がとても良くできていて感心しています。あくまで子供目線でありながら伏線もきっちり回収!温泉地の美しい景色が涙でにじんでよく見えなかったから、もう一回観ようかな…
原作未読
小学生くらいからこの作品は名前だけですが知っており、映画化すると聞いて楽しみにしていました。 レビューも高く、「感動」「泣ける」という評判から、朝一で劇場に見に行きました。 ひたむきに旅館の仕事を覚えて、働く姿が印象的でしたが、ストーリー展開がどこか抜けているような気もしました。 見せ場とも言える「お別れ」のシーン、なぜ幽霊が見えなくなっていったのか分かりませんでした…。 おっこがお客様たちと仲良くなる場面もそれで仲良くなるかなぁ…など、やけにリアル目線で考えてしまったり。原作を読んでこういうことだったのか、と納得したいと思います。 演者さん方の演技や、作画がきれいで好みです。 後半は劇場内に泣いて鼻をすする音が響いていました。ハマる人には本当に泣ける作品なのだと思います。
若おかみというか、少女の成長譚の要素が強い。 両親を亡くした女の子...
若おかみというか、少女の成長譚の要素が強い。
両親を亡くした女の子が出会いと別れを繰り返して大人になっていく…。
ひとつひとつのエピソードはいいのに、繋げ方が強引すぎて、もう少し掘り下げるなり描写を丁寧にするなりすればいいのに…と残念に思った。
ラストエンドロールの手書きのテイストであればもう少し良かったかな…。
全体的に色やタッチがアニメ要素が強くて、
それぞれのキャラクターも強烈で、絵のタッチが違えば、この世界の片隅に、まではいかないとしても空気感が違ったのではないかと思う。
親子三人のベッドのシーンはとても良かった。
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