「蛍の墓より重い、小学生向きじゃない。」若おかみは小学生！　アーヤさんの映画レビュー（感想・評価）

小学生の間でベストセラーになっているらいく、１冊１冊はユーモアに溢れ笑えて、前向きになれる小説だけど、短い時間の映画にするとそのユーモアは微々たるものになって、本作を貫く重たい死と生がメインストーリーになってしまい、涙なしには観られない大人向けの映画となっています。
見に来ていた子供たちは寝ていたり、駄々をこねたりして映画に集中していないのとは反比例に、大人たちはすすり泣いていて、誰をターゲットにした映画なのか疑問でした。
私も感動と涙でいっぱいになった素晴らしい作品だと思いますが、子供向け映画としては失敗作だと感じました。