「隠れて欲しくない良作」若おかみは小学生! andhyphenさんの映画レビュー(感想・評価)
隠れて欲しくない良作
#
「都民の日」、親子連れに囲まれて若干気まずい思いで鑑賞したが、号泣である。なんだこれ。
小学生の女の子が若おかみとして成長していくお話、と一言で言えばそれだけ。なんだが、冒頭からヘビー、脇のキャラクターの絶妙さ、そして終盤の重過ぎるとも言えるエピソード。そして絶妙な伏線。
みんなが優しいんですよ。ライバルの子が言ってることも(棘はすごいが)実は尤もだったりするし、悪い人いないのね。児童文学だからというのもあるでしょうが、それぞれに見所があるというか(占い師のグローリーさんだけ若干薄いけど...)、泣いてほっこりする、みたいな。
こういう話を当たり前にきちんと作る、って実は結構難しいと思うのですが、素直に感動しました。
ラストも綺麗に終わらせたなぁと。
作画も素晴らしかったね...。エンドロール素敵...。
それにしても上映回数少な過ぎですね...。
コメントする