騙し絵の牙のレビュー・感想・評価
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主役は大泉洋もしくは松岡茉優
大泉洋を主役にあて書きして作られた作品ってことで
大泉洋の飄々とした詐欺師まがいの手腕が
いかにも大泉洋らしくって面白かった。
主役は大泉洋だけど松岡茉優の良さが前面に出ていて
松岡茉優が主役を食っていたかも・・・
テンポも良く展開がどんどん進んでいき、面白ろかった! ハッピーエン...
テンポも良く展開がどんどん進んでいき、面白ろかった!
ハッピーエンドで終わって欲しい系の僕からすると、1番気持ちの良いラストやったな!
面白い方へと次々進んでいく「開拓者」もいれば、地に足固めて価値を創造する「原住民」もいる。
速水と高野の関係がそんな風に見えた。
どちらも面白い。
牙?
この映画が騙しだと聞いていたので鑑賞後納得。いまの出版界の大変さも書店の大変さも分かるが、一出版社のいざこざを見せられて、小ちゃい話だなぁと。そんなに日本中を巻き込む程では無いでしょう。
実際にあったリアルな話の本が劇的な気がする。
期待しすぎてはいけない
てっきり勘違いして、最後に観客もあっと騙されるような展開を期待してしまっていた。
確かに速水はずっと周囲を騙していはいたけど、観客は騙されていなかった。
会社を立て直す凄腕の人物が、周囲をあっと言わせていく話だと思えば十分おもしろい。
そしてアテ書きしただけあって、速水の大泉洋感がなかなかすごい。
公開前から大泉洋だし、原作は罪の声の作者ということで絶対に観よう...
公開前から大泉洋だし、原作は罪の声の作者ということで絶対に観よう、その前に原作読もうとまず本を読んだ。読んだら面白かったけれど、主人公の速水の人間性がどうにも好きになれず、映画を観たい気持ちも薄れてしまった。なのでwowowにて鑑賞。
映画の方が速水の人間性がそんなに嫌ではなかった。それでも人を利用するあたりは、、、でものし上がるためには必要なことなのか、結局高野恵も速水を出し抜いて、の結果には少しスッキリした。
予想以上におもしろかった。 ライバルや仲間を欺き、常に主導権を握っ...
予想以上におもしろかった。
ライバルや仲間を欺き、常に主導権を握っていた大泉洋が最後に部下にしてやられる。
様々などんでん返しがあり、楽しめる。
ただ、35000円の本はなかなか売れないでしょう。
注目されていた作家の22年ぶりの新作でも。
もっと騙して欲しかったー
大泉洋のための作品なんですね。
今、知りました笑
大泉さん、やたらかっこよかったですね。
いつのまにか2枚目になったんでしょう?
かっこいい役多いですよね?
かっこいい人がかっこいい役やるより、
3枚目キャラが2枚目やる方がウケるのかな?
それはさておき。
俳優さんかっこよかったのはよかったんですが
(特に宮沢君!)、
ストーリーは、ん?って感じでした。
騙し絵っていうから、もっと騙されてやられたー
ってなる映画を期待してたけど、
特にそうゆうこともなく、
何が言いたい(やりたい)映画なのかは
よく分からなかったなー
(大泉洋だけにアフタースクールみたいのを勝手に想像してた)
娯楽映画として最高です
騙し絵の牙、テンポ良い場面展開や、良い意味で裏切られるストーリーなど、どれをとっても見事な出来栄えでした。大泉洋に当て書きされたというだけあって、彼の演技をより引き出し、クスッと笑えてフフフと噛み締める。
観終わったとときに、スッキリニッコリ満足できる映画だった。
大泉洋は、こうでなくては!
大泉洋が主演ということで、三国志のトラウマで鑑賞するかどうか迷いましたが、結果見て良かったです。
脇を固める出演者も良かったですし。
私も仕事をしているサラリーマンとして、守るよりも攻めた方が面白いと言うことを思い出さしてくれました。
最近は、コロナで各企業様は大変だとは思いますが、こんな時期だからこそ、歴史に囚われず攻めることを再認識しました。
我が社の部下にも攻めの姿勢を伝えたいと思います。
大泉洋なので期待してたが…
大泉洋なので面白いかと期待して見ましたが、シリアスなのかコメディなのか、ギャグが浮いていました。
序盤の掴みもダラダラとしていて、いまいちでした。
ボソボソと長いセリフが多く、全く聞き取れず音量をありえないぐらいに上げて見ました。
熱く、楽しく、面白ければ何でもいい“お仕事ムービー×コン・ゲーム”
出版業界を舞台にした作品というと似たり寄ったりの忙しいお仕事ムービーがほとんど。
が、本作はそうでありながら、一線を画す。
裏切り、騙し騙されのコン・ゲーム要素をプラス。
原作は『罪の声』の塩田武士。監督は才人・吉田大八。出演は大泉洋、松岡茉優他豪華な面々。
これで面白くない訳がない!
出版業界の不況の煽りを受ける大手出版社“薫風社”。
創業一族の社長が急死し、次期社長の座を巡る争いが勃発。
先代の息子を擁する常務vs売れない雑誌を次々廃刊する大改革方針を進める専務の東松。
そんな中、変わり者の速水はカルチャー誌“トリニティ”の編集長に就任。“偶然”社の顔“小説薫風”から新人編集者・高野を引き抜き、発行部数を上げる様々な奇策に打って出る…。
速水の打ち出した奇策。それは…
これまでの固定概念やカラーに染まらない。
“小説薫風”専門の大御所作家に掛け持ちして貰う。
“小説薫風”で落とされた才あるイケメン新人作家のデビューの場にする。
人気の美人モデル作家に本当に書きたいものを書いて貰う。
編集者各々、温めていた企画をぶち込む。
20年以上前に姿を消した幻の作家、シンザ…いや、神座(カムクラ)の足取りを追う…。
面白ければ何でもいい!
どんな業界でも新風を吹き込むのは、異才。
それは古今東西明らか。
勿論昔ながらのやり方も大事。でも、寛容さの無い固執した傲慢さが才能を潰す。
双方取り入れて、各業界生き残れる可能性がある。
原作者が当て書きしながら執筆しただけあって、速水役は大泉洋にドハマり。
飄々とした性格、軽妙なトーク、親しみ易い人たらし、そしてその中に隠し持つ“牙”の漢気…。
とあるインタビューで、「私が演じた役の中で最も私に遠い」なんて返すのも、流石!
速水に振り回される松岡茉優も流石の巧さと魅力。ある人物に対して言う、「お前、誰だよ?」には笑った。また本作はクセ者速水劇というより、彼女の奮闘・成長劇でもあった。
若手、実力派、個性派、ベテラン、本当に出てくる出てくるその面子を見ているだけでも楽しい。一気に駆け足で。
池田エライザ。何か問題とやつれを抱えた人気モデル。
中村倫也。最後に登場する先代の息子だが、その目的は…?
佐野史郎。憎たらしい役所はお手の物。
國村準。居ると思わせる面倒臭そうな大御所作家。
木村佳乃。クールなキャリアウーマンがハマる。
小林聡美。彼女はもう素でしょう。
宮沢氷魚とリリー・フランキーの役所については、内緒。
佐藤浩市。存在感は言わずもがな、速水の後ろ楯だが、侮れない。
豪華キャストのクセ者キャラを捌きつつ、出版業界の内幕を、スリリングかつユーモアを交え、テンポ良く仕上げた吉田監督の手腕こそ、“大胆な奇策”。
一作一作ごとにシリアス作品とブラック・ユーモア作品を手掛けているが、本作はこれまでの中でも最もエンタメ色が高い。
この才人はまだまだ秘めたるものを隠し持っている…。
宣伝文句なんかでは、“ウソを見破れ!”とか“大どんでん返し!”とかかなりの捻ったストーリー展開を煽る感じだが、勿論どんでん返しはあるが、他の方々が仰るように、ちと誇大広告過ぎかな、と…。
速水が高野からのペン入れを何度も断る時点でうっすら察しが付いた。
姿を現さないあの人物がきっと思わぬ所で絡んでくるのも察しが付いた。
しかし、話が非常に面白かった。
まさかの敵陣地からの引き抜かれ。が、これは速水が先読み仕掛けた“爆弾”。
誰が敵で、誰が味方か。使い古された言葉だが、コロコロ変わって本当に本作にぴったり。
速水の起死回生の奇策。廃刊の危機をどう免れる…?
小説薫風vsトリニティの“仁義なき戦い”の行方。
東松が推し進める“プロジェクトKIBA”とは…?
下手すりゃバランスが悪くなるくらいの要素を詰め込みながらも、そこは吉田演出、伏線も張られ、最後まで飽きさせない通快エンタメ!
エンタメ一色ではない。
前述の通り、出版業界の表と裏。
また、出版業界のみならず、どの業界にも通ずる“スキャンダル”。
ある事件が起きる。そのまま出版するか、差し替えるか。
映画業界なんかもそうだ。一人の役者が不祥事を起こし、公開延期や見送りや最悪お蔵入りだってある。
世間一般的にはきっと、不祥事を起こした人物の雑誌や映画など見たくない!…と、ボロクソ炎上するだろう。
が、その作品の為に努力し、心血注いだ作り手の思いは…? たった一人の不祥事の為に作品が水の泡と消えてもいいのだろうか…?
不祥事は不祥事。人それぞれ意見もあるだろうが、犯した事と芸術は別。
劇中でも言っていたが、綺麗事で詭弁かもしれない。売り上げの為の炎上商法かもしれない。
だけど私は、“作品は作品”を信じたい。
速水の台詞、「楽しければ仕事はおもちゃでもいい」。こんな事言えるなんて凄い。そう言っといて、実際は仕事に熱い男。
高野の最後選んだ道も心地よいものだった。
出版社のようで、ネット通販ツールのようで、昔ながらの本屋さんのようで。
その根底には、本が好き。
ずっと速水に振り回され騙されっ放しの彼女だったが、最後の最後に速水にしてやったり!
実は強か? いや、
これがひょっとしたら、本作一番の“騙し”だったり…!?
宣伝が1番の騙しです。
うーん、つまらなくはないんです。
題材が出版業界の話で思いの外手堅い作りになってるので宣伝を見て大泉洋のクセモノどんでん返し物と期待しちゃって見ると相当の肩透かしをくらう。
まーあんな宣伝で人を惹きつけるのはある意味才能ですよね。
雑誌トリニティが覇権を取るような話かと思いきや、斜め上の展開のドラマになってるところもわかりにくいかなぁ。
大泉洋が主役に思えるが実際は松岡茉優がメインで、1番は見てる人を騙してかかってるような映画。
プロモーションが邦画のよくない部分がでてるのがなんだかなと。
大泉洋さんの魅力を楽しめる映画
大泉洋さんの当たり役だなあと思いながら鑑賞しました。
後に大泉洋さんをイメージして書かれた小説の映画化と知って納得。作品を当て書きしてもらえるなんて「世界一幸せな役者さん」と言い切って良いんじゃないでしょか。
松岡茉優さんが新人編集者を熱演されていましたが、出版社の編集者というのは基本的に、大泉洋さんが演じる速水編集長のように自分の勘や絶対の自信を持つ猛者の集まりで、大手出版社なら何百倍の倍率の入社試験を突破して「憧れの編集者」になった人たちですから、あと2、3人クセのある編集者を出して、もっと話をひっかきまわしても全然OK!だったような気がします。原作はどう描かれているのか、読んでみたくなりました。
本が売れなくなった今、本はどうやって生き残るかというフリーの編集者の対談で「本は徹底的に高級化させることで出版文化を後世に残す」という話を聞いたことがありますが、小さな出版社、特に一人オペレーションで出版社をやっている編集者は、手数料の高いアマゾンが大嫌い!な人が多く(老舗の中堅・大手出版社なら古い本の在庫が売れるアマゾンはありがたい存在ですが)、アマゾンとの関係を原作でどう描いているかも、興味がわいてきました。
原作読みます!
期待値が高かった
ふつうにおもしろかったです。
大どんでん返しという展開ではなかったものの、終わり方としては納得の高いものかと。
ただある程度出版業について知らないとちょっと難しいところがあるかもしれません。
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