「原作読んでたので騙されました」騙し絵の牙 noriiさんの映画レビュー(感想・評価)
原作読んでたので騙されました
いやー完全に騙されましたね、原作とのあまりの違いに。
個人的には原作を読んで、元々ファンでもある大泉さん当て書きというところに魅力を感じていたのに、見ててあれ…?って感じ。
原作はそれこそ、もしも大泉さんが編集長だったら…という程の原作はいわゆる人たらし的キャラでまさに当て書きの編集長。
それを大泉さんが演じ逆転していくのだから面白く無い訳が無い、
と期待をして見に行ったので、原作とは違う内容に個人的にはがっかり感が強かった。
これならぶっちゃけ大泉さんじゃなくてもいいキャラだよねって内容になっているし。
というかこれ主演はほぼ松岡茉優になっちゃってるじゃん。
何となく同じ様な設定なんだけど、別物を見せられた感じで、
確かに色々な媒体で大泉さんが大泉さんらしさを出したらダメ出しされたとか、原作とは違うらしいことを薄々見聞きしていたのだけれどここまでとは…。
まぁ原作を知らなければこれはこれでありな映画なのかもしれないが、
原作の一番の魅力は大泉さんを当て書きしたことだったので、それが大きく崩されてしまっているところが残念。
内容的には、確かに騙し合いが展開されているし、原作を読んで期待してた者としては確かに騙されました。
でも見たかったのはそいうことじゃないんだよな…。
なので、面白かったと言うより、別物見せられちゃったなという残念感が強く残ってしまった。
大泉さんも、ああいう人なので言葉に出さないけど、あまりの違いに内心では本当は、うーん…なんじゃないかなと思っている。
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