轢き逃げ 最高の最悪な日のレビュー・感想・評価
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避けられない罪は無い
前半戦、無駄にリキんで無いところが個人的には好きでした。宗方と時山のダブル精神崩壊心理劇に持って行くのかしらん?と思っていたら、徐々に変な空気が漂い始め、妙な塩梅になっちゃって....嫉妬による悪戯の仕込みは要らない、とは言わないが、ネタバレの仕方がイヤかなぁと思うのと、「それじゃ、被害者があまりにも報われなさ過ぎて可哀想」。
現場の場数を踏んでいる水谷豊と言う事もあって、脚本を除いた「映画」としての部分は好きだけど、「結局、何の物語やったん?」と、お尋ねしなければならないってのは、アカンのじゃないかと。「ひき逃げ」と言うタイトルは何なのでしょうか。
小林涼子さんが感じ良いので、スルー決定していた「21世紀の女の子」を見に行く事にした。女優さんに惚れたら星が増える法則、もちろん発動!
期待したけど、、、。
支離滅裂な設定
一種の社会問題である「轢き逃げ事件」に深く切り込むリアルな人間模様を描いた映画なのかと思いきや、サスペンス・ドラマの殺人パターンとして轢き逃げが採用されているに過ぎないと言える。言い換えると「轢き逃げ」であることの必要性をあまり感じない。
いやだとしても、である。サスペンスものとして捉えても設定が滅茶苦茶。
1.何故事件が起きると思えたのか
わざと遅刻し、カフェが休業日にも関わらず被害者を呼び出すという、それだけでは事故が起こると確信できるわけがない?むしろふつうは何も起きないだろう。それが何故に秀一を追い込むことができると考えたのか?
2.何の罪で再逮捕されたのか
スマホ盗んで呼び出しただけなのが何故重罪なのか?
むしろ解る方教えてほしい。皮肉ではなく、マジで。
彼を都合よくサイコパスに仕立てることでもはや支離滅裂なシナリオになっている。
「轢き逃げ事件におけるリアルな人間ドラマを観たかった。それがサスペンスとしてもできの悪いアンリアルな物語となった。
惜しい、、
いろいろなところで、共感出来ないところがありました。
若い刑事の言動が、あり得ない。
同乗していた友人もなんだそれ?という感じだった。
無理にミステリー風にする必要が無かったというか、かなり中途半端なことになってたなと思いました。
小林涼子さんは、いい演技だったと思います。他の映画を観てみたいと思いました。
水谷豊さんは嫌いじゃないですけど、後半からの行動が怪し過ぎました。
その他、演出か脚本が残念なところがあり、がっかりなところが多々ありました。
泣けるところは、全くなかったですが、
面白いと思える場所もあったので、もうちょいなんとか出来たのかなと思いました。
何も起きてなーい…(´・ω・`)
重役令嬢との結婚式を控え車で式場へ打ち合わせに向う大手ゼネコン社員の男が、助手席に乗せた友人の遅刻から始まり渋滞にハマり、打ち合わせに遅れるのを懸念して「抜け道」の路地をムチャなスピードで走り女性を轢いた上に逃げてしまって巻き起こる話。
人を撥ねてしまったこと、逃げてしまったこと、更には相手が死んでしまったこと、及び、それに荷担してしまったことに対する苦悩の話と、被害者遺族の憤りや苦悩の話かと思っていたら、もちろんその要素はあるものの、あっという間に検挙されるし、途中からオヤジが暴走して…なんだコレ?轢き逃げはどうでも良い感じ?
再逮捕は強いて言ったら窃盗罪ですか?
寧ろオヤジは住居侵入・器物破損・傷害で逮捕されないのですか?何なら殺人未遂では?
轢いたのも逃げたのも、紛うことなく運転手なんだけど。
人物設定や演出にチープさは感じつつも、前半は良い意味で胸糞悪さがあったけど、後半は何が言いたいのか支離滅裂。
重さはないし、ストーリーが訳のわからない方向に行っちゃうし、最後にそれっぽくセリフや手紙でキレイに振り返られても何も響かなかった。
交通事故死も殺人
出だしからいくと轢き逃げ犯が逮捕され処罰されるのをドキュメント風に伝える映画かと思ったら、謎が含まれており思わぬ展開になって行った。しかしその仕掛けが偶然に頼り過ぎていて必然性に欠けており、これが一体何の罪に問えるのか分からなかった、ミステリーにするのなら東野圭吾ばりのトリックが必要だったのではないだろうか。やはり交通事故の罪を問いただすだけの話にした方が良かったのではないか、その辺がちょっと中途半端であった。悲惨な交通事故ばかりが続く昨今、実にタイムリーな作品ではあったが、交通事故であっても人を殺せば殺人であることを知らしめ、刑法では大した罪には問われないにしても、その親族は今後殺人を起こした家族として世間から社会的制裁を受けることになることを肝に命じなければならない作品であった。しかし流石相棒が長いだけあって警察を好意的に描いていると感じてしまったのは錯覚かな。
感動的な映画です
良くも悪くも2時間ドラマ的
試写会にて。
物語展開は非常にベタ...というか、いまどきこんなにあからさまなまでの展開、あるか?という描き方でむしろ驚く。登場人物全てが画一的というか、「あなたはこの役割を演じ切ってくださいね!」と言われて演じている感じがする。
後半も物語展開自体はベタで、こう言ってはなんだが、そういう持っていき方しかできないですよね、という展開。ミステリ(というか、2時間ドラマ)を日常的に見る人間なら分かるだろう。とにもかくにも極めて2時間ドラマ的なのだ...。
主演の中山麻聖と石田法嗣は、求められた役割を演じ切ったと思う。正直、石田法嗣は多分もっと違う演技ができたしその方が良かったと思うのだが...。自然なシーンもあるだけに...。
水谷豊の演出というのは、大変分かりやすい。分かりやす過ぎるが故に若手が浮いてしまった感があり、悩ましい。水谷豊自身の出演シーンや岸部一徳、檀ふみは上手く抑制が効いているのだが、若手がおしなべて型に嵌められたようになっていて、毎熊克哉なんて少し窮屈そうだ。ちょっと勿体ない。
それでも、最後の最後はとても良くできている。終始あのトーンであれば良かったのになどと思ってしまう。
あと、予告編はもっと主演のふたりをフィーチャーすべきではないでしょうか...。あれだと完全に水谷豊主演の映画です...。
水谷豊の演技に引き込まれる
試写会で拝見しました。
個人的には、こういう脚本は好き。
物語の逆転っぷりは『相棒』にも通じる。
真犯人がとにかく気持ち悪くて、許せない気持ちになるあたりへ、観客の感情を誘導するお手並みが見事。
ただ、結局のところ轢き逃げという行為で人が死んだ事実は覆らず、救いはない。
そこが万人に受けるかどうか=友人に勧めるかどうかの悩みどころ。
でも、監督・脚本を手掛けた水谷豊さん自身が、被害者のお父さん役を演じていて、この演技を観るだけでも面白いと思うんですよね。
日本映画としてははじめてのドルビーシネマを採用
完成披露試写会で鑑賞。
日本映画としてははじめてのドルビーシネマを採用した作品。
ひき逃げ事件をモチーフに加害者と被害者家族、そして真相を追う刑事たちの群像劇。
ラストの加害者の宗像が配偶者に宛てた手紙のシーンは何とも言えない気持ちになりました。
その何ともいえない気持ちをエンドロールに流れる手嶌葵さんの唄で浄化されような気がします。
犯罪者の結婚式パーティーのビデオを見せられている
そんなに憧れる様な男か?俳優さんには悪いけど、テレビでは見かけない普通の顔してるし、描かれる性格設定もダボダボ。
最大のご都合主義は同乗者の心理設定である。
地雷映画だった。
まぁ、少なくとも、こんな稀代の悪と一緒にならなくて良かったと思わなくちゃ。
勿論、民事訴訟があるので、刑事事件で、10年くらいはくらうだろうが、その他に結婚相手からの損害賠償請求。そして、自賠責保険で被害者に賠償金は支払われても、轢き逃げ等の犯罪の場合、支払った保険金の「全額または一部の返還」を求めること(求償請求)が可能なので、轢き逃げ等の犯罪は民事訴訟も人生の負担になると思うべき。
映画はあと15分何やってんだ。
轢き逃げはどこはどこへ行っちまった?
犯罪に哲学は要らない。
犯罪者なんか
待つな!
大日本帝国のご令嬢は寛大な人が多いんだね。
手紙もご都合主義から生まれた責任転嫁じゃないか?
良い子は轢き逃げなんかしないように。
本当に人生終わりだよ。
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