「麦ちゃん目当てではあるのだけれど……」チワワちゃん かぴ腹さんの映画レビュー(感想・評価)
麦ちゃん目当てではあるのだけれど……
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吉田志織があれだけの汚れ役を見事に演じて主役でないのはちょっと気の毒。麦ちゃんは、はっちゃけるキャラクターには見えないし、一人チワワの足取りを調べている、情が残った昭和的なひと。退廃的な若者になるにはちょっと設定に無理が。まあ、自宅生だったり、大学生の集まりとしては現実感がないのは映画だから大目に見るけど。
その点、成田凌はロクデナシの男にピッタリだった。最後にチワワのことをなんと麦ちゃんに言ったのか、大事なセリフを聞き落として大失敗した。あの男、男の友達がいることが不思議。
「青春の自爆テロ」いい言葉だと思った。でも、シンガポールのテロのニュースの件、必要だろうか?
「みんな偲んだ?」ありえないセリフ。
「クマ」なんで急に話に出てきたんだろう。
ともかく、若さはじけて、かわいい女子のビキニ姿が舞って、さぞかしたのしい撮影現場だったことでしょう。
世界は今日から君のも、みたいにハッピーになる麦ちゃんの映画できないかな?あんなにエキセントリックな役でなくて等身大の麦ちゃんで。
しつこいけど、日本映画、煙草吸いすぎ。
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