「途中まで夢中 ラストがチープ」九月の恋と出会うまで みなこさんの映画レビュー(感想・評価)
途中まで夢中 ラストがチープ
(とても素敵なところ)
・恋の物語を盛り上げるドラマセットの美しさ、志織の服装のお洒落さ素敵でした
・高橋一生の演技力
嘘を愛する女の堂々としたいい男キャラが記憶に新しいのですが、今回はコミュニケーションが苦手で恋に奥手そうな役でした
台詞のどきまぎさや所作のひとつひとつ
役によってこうも違うかと
演技力に驚きました
・オカルト好きの平野が親殺しの理論を用いて志織の状況を解説し
タイムスリップ系の映画のなかでは
1番論理的に納得させられた
違和感なく見れました
・志織と平野の恋が始まった頃のどぎまぎした感じや、微笑みあうようなやり取りがリアルでこっちまでどきどきしました
・1番泣いたのは志織を茅ヶ崎におくったシーン
プレゼント選びに何時間もかけるほど志織を想っているのに志織の死を避けるために突き放したところ
平野の不器用な優しさにぐっときました
・ラストが予想できず途中まで夢中でみていました
(ちょっと?なところ)
1年後のシーン
志織が電話にでたら実は後ろに平野がいて決め台詞を吐くところ
節々に不器用さをみせた平野がかっこつけてキメてるーって思うと一気に冷めました
しかもあんだけ恋に奥手だった平野がもうキスしちゃってる
それまで不器用な平野にきゅんきゅんしていた私にとっては少し違和感がありました
思いが通じるシーンはもう少し違ったものがよかったです
途中までの物語に引き込まれたのにラストは尻すぼみ感がありました
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