劇場公開日 2019年2月8日

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「いつもモッコリしていたバブル時代」劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0いつもモッコリしていたバブル時代

2019年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

 そのバブル時代を、今で言うブラック企業で働いていたためTVアニメなんて見る暇がなかったあの頃。しかし、自宅にはなぜだかシティーハンターの単行本が5冊残っていた。多分、『北斗の拳』がつまらなくなってきて、新たなヒーローを模索していた自分がいたのだ。

 そんな中途半端にシティハンターを、冴羽リョウを知ってるだけなのに、なぜだか涙がこみ上げてきた。館内の女性客は皆さん泣いていたようだし、やっぱり懐かしさでいっぱいになるんでしょうね。TVアニメもほとんど見たことなかったけど、新しい何かを発見しようとスクリーンを凝視していたら、車が全て新宿ナンバーだったとか、エローンとドローンの精度の落差が激しかった等々のつまらないことしか発見できなかった。

 やっかいなことに神谷明の顔を思い出してしまい、ずっと神谷リョウを追いかけてしまった。単行本をチラッと読み直してみると、ようやく冴羽りょうの顔が馴染んできた。それにしてもコミックのほうはもっこりがデカすぎ!

kossy