アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌

劇場公開日:2020年11月13日

解説・あらすじ

ロックバンド「マーシーミー」が2001年に大ヒットさせたクリスチャン・ソング「I Can Only Imagine」の誕生秘話とバンドのボーカル、バート・ミラードの半生を描いた音楽ドラマ。幼少期を暴力的な父親アーサーのもとで過ごしながら、やさしさを忘れることがなかったバート。高校時代に歌の才能を見いだされたバードは、父のもとを飛び出して音楽の道へと進んでいく。バートはミュージシャンとして順調にキャリアを積んでいくが、音楽業界で手痛い洗礼を受けたことから自信をなくし、すべてを捨てて父のいる故郷へと戻ってくる。アーサーは自身の過去を悔い、なんとかバートと解り合おうとするが……。主人公バート役をブロードウェイの舞台で活躍し、本作が映画デビューとなるJ・マイケル・フィンリー、父アーサー役をデニス・クエイドがそれぞれ演じる。

2018年製作/110分/G/アメリカ
原題または英題:I Can Only Imagine
配給:EASTWORLD ENTERTAINMENT、カルチャヴィル
劇場公開日:2020年11月13日

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映画レビュー

3.5 【暴力的だった父が、癌を告知された事で初めて神を信じ生まれ変わった姿を見た息子が作り上げた崇高な歌が出来る過程を描いた作品。ラストのバートを演じたJ・マイケル・フィンリーの歌唱シーンは圧倒的である。】

2023年12月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

幸せ

ー 名曲「アイ・キャン・オンリー・イマジン」が誕生した理由を、MercyMeのボーカル、バート・ミラードの半生と共に解き明かす。誰もが心を揺さぶられる実話。ー

■暴力的な父・アーサー(デニス・クエイド)のもとで育ったバート(J・マイケル・フィンリー)は、歌の才能を見いだされ音楽の道へ進む。
 順調にキャリアを重ねるも、音楽プロデューサー達に厳しい言葉を告げられ、自信を失ったバートは故郷に戻ってくる。
 そこで暮らしていたアーサーは過去の自分を悔い、バートと理解しあおうとするが、バートは父を信じられなかった。
 だが、父が末期のすい臓癌である事を知った彼は、メモを見ながら歌を再び作り始めるのである。

◆感想

・今作は、実話ベースであるそうだし、アーサーとシャノンとの幼少期での出会いや、暴力的な父との衝突。母の家出など、アーサーが青年期になるまでが一気に描かれるので、ストーリー展開としては、やや粗い。

・だが、その思いを一掃してくれるのが、過去の自分の行いを悔い、あれ程嫌いだった神を信じる様になった別人の様になった父を演じるデニス・クエイドの姿である。

<勿論、ラストのアーサーの満員の観衆の前で「アイ・キャン・オンリー・イマジン」を歌い上げるシーンは、圧巻である。>

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NOBU

3.5 音楽の力か神の力か

2023年6月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

J マイケルフィンリー扮するバートは、子供の頃から暴力的な父親に押さえつけられ過ごして来たが、母親は家を出てしまった。バートは父親から夢をみるなと言われ続けていた。

2001年にマーシーミーと言うグループが発表した楽曲アイキャンオンリーイマジンの誕生秘話の映画化だそうな。まあ音楽の力か神の力か、いずれにしても人間として救われた楽曲が出来た訳だ。

赦すと言う事は極めて難しい。それも虐待を受けた父親だからこそ三つ子の魂となるのだが、父親が末期癌だと分かる事から赦す行為が生まれた。やはり犠牲を伴わないと赦す心境にはなれなかっただろうね。

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重

4.0 よかった

2020年12月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

観たのにレビューを書いていなかった。
ごめんなさい、自分の記録としてレビューに記録しました。

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かずじー

4.0 親ってやつは厄介だ

2020年12月3日
Androidアプリから投稿

クリスチャンソングというジャンルが、アメリカのチャートにあるということを、はじめて知りました。

そのジャンルだけでなく、カントリーソングでも、1位をとった曲の実話なんですね。
とにかく、バートの歌唱力に圧倒。
彼の歌唱力を見抜いた高校の先生が凄いですね。

いろんなことがあって、子どもの頃のやり切れない思いと向き合うのには、時間が必要。
時間をかけても、赦せるのは神の存在があるからなのかな?
その文化の違いには、考えさせられるところがあります。
児童虐待は、日本でもあることだけど、「親を赦す」助けに宗教が関わることは、少ないようにも感じるから。

大人は身勝手だな、親は自分のことしか考えていない。死が近くなったから、思い出を作りたいなんて。
バートは、よくぞ、自分の気持ちをぶちまけたな。これが言えれば、歩み寄りの半分は成功したようなものだ。

身勝手だけれども、大人が変われば子どもは変わりやすくなる。変わろうとした、父も偉いかな。

「せっかく愛せたのに、もうすぐお別れだ」切ないね。

いい映画なのに、★少ないのが残念。
アメリカでは、虐待防止の呼びかけも兼ねた映画になっているみたい。
日本もうまく便乗すればいいのに。

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ミツバチば~や

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