劇場版総集編 後編 メイドインアビス 放浪する黄昏のレビュー・感想・評価
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過酷なエピソード
前編は冒険活劇の楽しい部分が中心だったが、後編は過酷な部分が前面に出てくる。世界の謎に関わる人間の醜さ、犠牲となった少女たちの悲しさ、それでも前に進まねばならない厳しさなど、ワクワクの冒険活劇が艱難辛苦の旅へと変貌する。ナナチとミーティのエピソードはあまりにもつらすぎるが、世界とはそのように残酷なのだと教えてくれるのもこういう作品の良いところだ。世の中は幾多の理不尽な犠牲によって成り立っているのだ、そのくせワクワクするものもたくさんあるからタチが悪い。そんな世界を美しく感じてしまうのが人間だ。
後編のこのエピソードは未熟で若い冒険者だったリコとレグが成長するために欠かせないものなのだろう、初めて2人が直面する死の危機を、新たな仲間とともに乗り越えて、冒険は一層激しさと深みを増していく。
それにしても上昇負荷の呪いというのは秀逸なアイデアだと思う。何を参考に思いついたのだろうか。
捕食を暴力と結びつけるのはアナクロな考え方
グロいだけ。
相関関係が分からないしめちゃくちゃ。ストーリーに緊張感が無いのに、アドレナリンが出まくり、疲れるだけのアニメーション。
このアニメが日本のアニメのクールさと言うなら、日本のアニメは狂○ジャパンだ。
度し難い
2021年11月6日
劇場版総集編 #メイドインアビス 【後編】放浪する黄昏 (2019年)鑑賞
巨大な秘境の大穴“アビス”の謎を解き明かすことを夢見る少女リコが、探窟で見つけたロボット少年レグと共に、アビスの深層を目指す
今回は、ナナチとの出会い、ミーティの悲劇など、深海四層でのできごとが中心です
痛みと悲しみを乗り越えて
冒険の始まりの高揚感と、いざ始まった後の苦労と苦悩。とても悲しい挿話があって仲間が増える。ケガも癒えて、次のステップに進む。やっぱり次の冒険を期待させるエンディングで次作が気になる。
アビスの風景や動植物の独創性と美しさは、前作同様、楽しみになっている。クリエーターの才能を感じる。
前編以上にシビアでえぐい。
総集編だから飛ばし気味な展開はしかたないけどネタが更にヴァージョンアップ。キャラクターの可愛さとはうらはらに思わず目を背けちゃいそうなシーンもあり。深層の生物もいろいろ登場してこちらの絡みも楽しめた。大人向けアニメだね。
グロくて怖いけど切なくて悲しい
とにかく可哀想で悲しい物語です。世の中には残酷で狂気に満ちている一面があることを痛感させられます。
自分の信じる正義と未来のために他人を利用し不幸にする、人間って残酷ですね。一方で友達を大切に思い誠心誠意尽くす人もいる。世の中って不思議ですね。
「深い」
今年9本目。
前編に引き続き、鑑賞。
前編も凄い良かったんですが、後編は今度は「深い」話しになりました。
そこが良かったです。
ストーリーが練ってあって、奥深い物になっています。
ナナチ役の井澤詩織さんが良かったです。
未知の世界を冒険する話は色々あると思うんですが、この作品は、キャラクターの可愛さと、冒険する所の映像、壮大さが相まって、魅力的な作品だと感じました。
映画ならではだから
アニメも漫画も全部見てたけど、映画もものすごくよかった。
大画面で大音量だから、悲しい場面が余計に強調される( ;∀;)
他にもたくさんいいところはあったけど、やっぱり1番は作画崩壊が少ないことと、作画が漫画に忠実だったことかな。絵も細かいからやっぱりきれいだった!
そしてボンドルド編へ
極上音響上映@立川シネマシティにて鑑賞。
既に他劇場で鑑賞済みでしたが、やはりTV版から5.1chに強化された劇場版音響はシネマシティさんで堪能するのが大好きなのです♪
深界4層のお風呂的音響も、オシッコを洗濯するせせらぎの音も、ボンドルド卿の穏やかな(そうな)良い声も、ナナチによるレグの声真似も、全てが素敵な劇場仕様で改めて味わえるのが幸せです♪
そして皆大好きわくわくおじさんが大活躍する新作映画が更に控えているという幸福が止まらないのです♪
後編はハード
前編に比べ、後編の新作カットは少なかったですね。
大半はナナチとの話になるので、そんな気はしていたのですが、せっかくの映画版なので、新作カットをたくさん入れて欲しかったです。
本編については言う事ありません。
旅の厳しい面と、ナナチの過去の話で、涙ぽろぽろ状態になりました。
ナナチのおいおいと泣くシーンは、声優さんの演技に拍手です。井澤さん頑張りましたね。
次回の劇場版も楽しみです。
度しがたくない
この作品はTV版総集編なので既に内容をよく知っており、画面のデカさと音響が自分のiMacより100倍以上マシな環境なので、個人的に高評価の作品なので鑑賞しました。またmovix 1,100円の日でもあり、背角だしというイササカ動機も不純だったりします。
作品の良さは今更列挙するまでもありませんが、少々気になることも実はあります。それはソコまでグロ描写する必要があるのか?と言うこと。
この作品の特徴の一つで原作漫画はもっと過激らしいのですが、アニヲタに限定した市場と割り切ったならソレでもいいのです。が、如何せんライト層〜一般の理解層にも比較的受け入れられそうなコンテンツなので、漫画は漫画、アニメはアニメの方針があっても良かったかも知れません。まぁ原作が〜!原作の方が〜!な方々の気持ちも充分解りますがw
あとはワリとシモネタが混ざる事ですが、その辺はこの作品の『肴』的には巧く機能していて、良い味付けだと思います。勿論ナナチはお気に入りのキャラです。この後半まとめはナナチにフィーチャーした回で、個人的にも満足な回でした。
ともあれ、続編劇場版の上映が待ち遠しい限りです。最近はコンテンツが人気を博すると劇場版へと進化?格上げ?される傾向にあるようですが、個人的には良い傾向ではないかと思います。お風呂と映像画面はデカイ方が好みですし。
やはりネタの軸はボンドルド卿でしょうか。ますます悲哀に満ちた脚本、悲壮な感漂う各キャラたちの冒険が期待できそうです。
迫力300%
原作既読&TV&前編も視聴済
綺麗な映像と美しい音楽は、劇場で観てこそ真価を発揮!
後編はそこに加えてエグいシーンや泣けるシーンが続き、その生々しい音やセリフは、テレビでは味わえない300%の迫力で耳の奥に直接響いてきます。
TVシリーズを何度も観ていたのに、その迫力に思わず目を覆ってしまうほどでした。これはPG12指定になったのも頷けます。素晴らしい音響で観る登場人物達の涙の演技は必見です。泣けるシーンの連続で劇場を出るときはハンカチもびっしょり。心もどっと疲れていました。
でもまた続きをみたい!
ラストの追加シーンで登場したキャラクターと、その先の物語も早く観たい!
今から新作劇場版が待ちきれません😆
原作未読TV放送時未視聴。 エグいとは聞いてたけど納得。総集編前編...
原作未読TV放送時未視聴。
エグいとは聞いてたけど納得。総集編前編が比較的「ワクワク」に重きを置いてた印象だったが、こっちは「現実の厳しさ」が前面に出ている。主人公がほとんど倒れたままで出番ないし……。
ミーティはあそこまで救いがないってのも凄いというか酷いというか。火葬砲ってのも結果的に皮肉なネーミングだなと。
続編の劇場版も楽しみ。TV放送見逃した人を回収するってなら十分だと思う。
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