HURRY GO ROUND

　hideの秘蔵映像とか　未公開映像ではなく、彼亡き後に（約20年の時を経て）彼のことを知ろうとして　旅をするドキュメンタリー。

　彼が何故　死んだのか、今作で少し言及していますが、なんかイマイチ納得がいかないままです。
　葬儀が行われた築地本願寺のデザインを見て、勝手に古代文明の痕跡だと思っています。

　終盤、I.N.Aさんが語る場面から、「HURRY GO ROUND」の曲が　1997年（亡くなる1年前頃）に制作していた　完成形前の歌詞　も興味深かったです。

なので、もうこういうのは、やめてほしいです。新曲？うーん

ナビゲーターに矢本さんを選んだのか…。
初対面の目上の人に対する言葉遣いが全くなってない。そこが目につく。
矢本さんの煙草を吸う場面いらないし。
hideに会いたくてhideの声が聞きたくて観たのに、ウルッっと来たとこでタメ口のナビゲーター登場。イライラ。

でも、hideの死の真相は自分が思ってた通りだったからそれは良かったなと。

ナビゲーターの矢本さんに批判的な意見が多いようですが、私は彼をキャスティングして良かったと思います。
知らない世代の彼だからこそ、この作品は‘映画’になったのではないでしょうか？
関係者やファンの感情をよく知る人がナビゲーターでは単なる身内の自己満足になってしまうかもしれません。
ファンしか観ない自己満足な作品なら没後20年のこの時期にわざわざ放映する意味はないと思います。
より多くの人にhideを知ってもらいたいその想いが伝わってきました。

素晴らしかったと思います。