アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニングのレビュー・感想・評価
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やばい、感動で前が見えない
これも数年前に衛星で途中まで観てはいたけど、やっと最後まで鑑賞。
いやー、もう、ね(笑) もともと乗せられやすい性格な上に、最近とみに涙脆くなってるから…途中までは涙ぐんだり笑ったりと忙しい鑑賞で、ラストは滂沱の涙で、その滴がハラまで垂れました。最高です。
主演のエイミー・シューマーと脚本がとにかく最高です。 ミシェル・ウィリアムズも、「実は孤独で自信のない成功者」を怪演してます。
明るいって、無敵。
見るべきはエイミーのウザいほどの自信過剰
予告編が本当に上手にできていたので、とても見たいと思っていたのですが、正直、予告だけで全部わかっちゃうつくりの映画でした。なので、あえて見るとするなら、主演のエイミー・シューマーのウザい自信家っぷり。
もしも、彼女の身に何の変化も起きずに、初めからただの自信過剰なのだとしたら、とんだ勘違い女が、美しい自分にオトコが群がるさまを楽しそうにあしらうだけのつまらない映画にしかならない。
ここで、仮定の話として、彼女じゃないほかの誰かが演じたと考えてみる。そう、例えば、アン・ハサウェイとか、ジェニファー・アニストンあたりが。
もともと美人なのだから、魔法がかかって「自分が美人になった」と確信するさまは、とても嫌味で見ていられないものになるだろうし、魔法が解けて「もとのブサイクに戻った」としても美人のままなのだから説得力がない。
さらにもう一段階深く考察して、実際に別人が演じたとしたら?『私はラブ・リーガル』のように。それとも、自信を失ってデブになった『アベンジャーズ エンドゲーム』におけるソーのように、ブサイクのときだけ特殊スーツを着込んで本当に変身したとしたら?どれも今まで見たことのある、「よくあるコメディ」
に過ぎない。新味がない。
この映画が、画期的なのは、外見的に何も変わってないのに、変身できたと勘違いできた愚かな女性を巧みに演じて見せる点だ。
見どころは、エイミーが見せる美人の振る舞い。スリムビューティーはかくもはた迷惑でわがままな存在。たとえ誰かが本当のことを指摘したとしてもどこ吹く風で気にならない。だって、真の美しさを手に入れたと確信できたんだから。と、心の底から思っていることだ。これには誰も勝てない。どこまでも自分に都合よく勘違いできる自分大好きっぷりの、滑稽さに尽きる。あえて言うなら、裸の王様を発展させたような展開の面白さが見事だ。
特に、ビキニコンテストに飛び入りして過剰なサービスでギャラリーを熱狂させるセクシーショットは、いわゆる「美」としての概念を痛烈に皮肉ってみせる。「世の美人さんたち、あなたたちがやっていることって、実はとても恥ずかしくてカッコ悪いことなのよ?気づいてた?」とばかりに。
それがあるから、最後まで飽きずに見ていられる。もちろん魔法が解けたあと、彼女がたどる運命も興味深い。良質のコメディーだったと思う。
2019.11.6
勇気をもらえる人は多いはず
意識
もう一押し足りなかった
メッセージ性の強いコメディ
よかったけど…
色んな映画評でオススメされたから、めっちゃ気になってた作品、ようやく見れましたー。確かによかった。
別に、レネーは普通に可愛いし、ブロンドだし、明るくて面白いし、クラスにいたらフツーにカーストの上の方にいる子じゃない?と思いながら見てた。この作品だと、デブじゃダメなんだってメッセージを暗に伝えないかと心配したし、最近ちょっと太ってきたから、食べる量減らそうという気になった。女はふくよかな方がいいっていうのは、途上国の発想であって、ミスコンとか美女ランキングにはポッチャリした人、入ったことないし。
ただ、レネーの彼氏はずっと変わらぬ愛を捧げ続けて、そうだな、たった一人に愛されたら幸せだよな、という気になりました。最後のレネーの長台詞も、もちろんよかった。代役立てずにぷよぷよのお腹とお尻のラインがはっきり出るドレスを着るのも可愛かった。いいじゃん、太ったって!
…でも、人は本能的に太ってる人を避ける人は多いんだよなぁ。健康じゃない、自己管理ができない、見た目に関心を持たない…という他に、妊娠している可能性のある女性を本能的に避けるという理由で、ウエストがくびれている女性がモテるんだそうです。生物学的な理由があるんじゃしょうがない、適切な体重にはしましょ。
ハッピーなアメリカ映画!
タイミングを逃して映画館で観れなかったので、DVDで鑑賞。
男女の恋愛関係を中心に描かれるストーリーなので、終始面白いけど微妙〜に気まずくなるシーンありです。女友達と気軽に観れる映画かな。
アメリカの「共感性が持てる主人公」が出てくる映画っていいですよね。自分にもこんな所があるなとか、自分ってそんなに美人じゃないし、、って自信がない人がだんだんと自信を付けていく成長っぷりを見てると元気が出ます!
急に自信がついた彼女の行動が突飛すぎて、見てるこっちが恥ずかしくて笑ってしまう!そんな映画!
ポジティブって大切。
完璧に見える人だってコンプレックスを持っている。
そんなことを改めて見つめ直させてくれる作品です。
実際にあり得なくても最後はハッピーになれるラブコメ映画は最高ですね〜!
心から
面白いのだが引っかかる所が...。
無意識な人間が勝つ!
自分を愛さない者を新たに愛してくれる人はいない
ポッチャリ体型でモデルのような華やかさに憧れる主人公レネーは自分に自信がなく、現状に満足していないのに挑戦を怖がる卑屈でネガティヴな性格。
変わりたいけど変わらないと負のスパイラルの中にいた。
しかし頭を打って一変。
自分のことがスーパーモデルのように細く美しく見えるようになり、実際には変わらない容姿でもポジティヴでコミカルな性格が周囲の視線を変えていくようになる。
「愛しのローズマリー」の亜種。
ものの見方が変わることで周囲が、世界が、自分自身が大きく変化して素敵な人生へとなっていくサクセスコメディ。
痛快なコメディシーンと自分を愛して自信を持つことの大切さを説くメッセージ性はなかなかにグッとくる。
主人公を口説く「こち亀の中川」感出してくるグラント(上司の弟)がほんとイケメンでエロい。
主人公の相手役のイーサンもいい人すぎて惚れる。
一方で主人公はともかくとして、そもそも美醜を全面に押し出した展開なので女性の魅力が画一的なスーパーモデル的な描き方が強くてそんなに印象に残らない。
親友もきっといい人たちなんだろうけど掘り下げが浅いのでイマイチ。
監督って女性なんだろーな、と思ったら女性だった。
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