「混ぜご飯」母さんがどんなに僕を嫌いでも Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
混ぜご飯
幼い頃より母親から愛されず、自身の身を案じると共に恨みを抱き、17歳で家を離れ一人で暮らす23歳のサラリーマンの話。
外面は良いけれど家出は主人公を虐待し、自身のことと世間体ばかりを気にしている母親。
ただ、主人公が幼い頃は歪んでいるものの愛情が皆無ではないようにみえる。
23歳になって知り合った友人達との交流の中、本心をさらけ出し、背中を押されて自分と向き合い母親にぶつかって行く様子はなかなか良かった。
ただ、こればっかりは同じ経験と感性を持っていないと共感は難しいからね…。
自分的には母親との件よりばあちゃんとの件の方が好みだし、自分自身だったらと考えた時に感情が被るところはこれっぽっちもなかったけれど、物語として面白かった。
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