子どもが教えてくれたこと

劇場公開日:2018年7月14日

子どもが教えてくれたこと

解説・あらすじ

病気と闘いながらも今を懸命に生きる子どもたちを描き、フランスで23万人の動員を記録したドキュメンタリー。腎不全、動脈性肺高血圧症、神経芽腫、表皮水疱症など、それぞれが病気を抱えている5人の子どもたち。彼らは治療を続けながら、毎日を楽しく、精いっぱい生きている。自身も病気で娘を亡くした経験を持つアンヌ=ドフィーヌ・ジュリアン監督が前向きに生きる子どもたちの姿を映し出す。

2016年製作/80分/G/フランス
原題または英題:Et les mistrals gagnants
配給:ドマ
劇場公開日:2018年7月14日

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映画レビュー

3.0途中で挫折

2022年1月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

途中で挫折

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👘

3.5【”自分次第の考え方で幸せになれるんだ・・。と、テュデュアル君は言った。”病を抱える子供たちの表情の明るさ、時に口にする哲学的な言葉に、勇気を貰うとともに、健康である事の有難さを改めて感じた作品。】

2021年12月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

ー 今作で主に紹介される、イマド君、カミーユ君、シャルル君、テュデュアル君、アンブルさんはそれぞれ、表皮水泡症など腎不全以外は聞いたことが無い、病を抱えている。
 このドキュメンタリー作品は、病と闘う子供たちの日常の姿を、優しくも、冷静な目線で捉えている。

◆感想
 ・驚くのは、彼ら、彼女らの表情の明るさだ。
 看護スタッフ、両親の心遣いもあるのだろうが、サッカーをしたり、お芝居をしたり、消防士の体験をしたり、日々を一生懸命に生きている。

 ・更に驚いたのは、テュデュアル君が土をいじりながら口にする相当深い哲学的な言葉である。- 彼は、何歳なのであろう・・。-
 ”友だちが、死んでしまうのは悲しい。けれど、それで終わりじゃないんだ。”
 ”自分次第の考え方で幸せになれるんだ・・。”
ー 悟ったかのような、言葉に絶句する。そして、普段の言動、思想を深く反省した。-

<手元のフライヤーによると、今作を監督したアンヌ・ドフィーヌ・ジュリアン監督は自分の娘さんを病気で亡くした経験を持つそうである。
 それ故にか、今作は深い哀しみを乗り越えた目線で、病と闘う子供たちを優しくも、冷静な目線で捉えている。
 日常の些事に対し、イロイロとモノ申している自身を顧み、命がある事の大切さ、病に罹っていない事の有難さを今更ながらに感じた作品。
 私が、この後、もし大きな病に囚われた時に、デユデュアル君のような、言葉を口にすることが出来るであろうか、とも考えてしまった作品である。>

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NOBU

4.5タイトルなし

2020年5月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

表皮水疱症のシャルル
腎不全のイマド
神経芽腫のカミーユとテュデュアル
肺動脈性肺高血圧症のアンブル
.
病気を抱えている子どもたち
病と闘いながら懸命に生きる5人を
映し出したドキュメンタリー映画

治療を続けながら
毎日を楽しく そして 精一杯生きている
子どもたちの姿勢・言葉には真理が宿り
教えられることが沢山
.
もしも
自分だったら…
もしも
自分の子どもだったら…
.
子どもたちの両親に
尊敬の念を禁じえませんでした
.
.
Hakusa matata (スワヒリ語)
:問題ない どうにかなるさ くよくよするな

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lily

5.0難病と闘いながらもどこまでも朗らかな子供たちを見つめる優しいドキュメンタリー

2020年1月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

重い病気を患っている子供たちに寄り添うドキュメンタリー。主人公はアンブル、イマド、シャルル、テュデュアル、カミーユの5人。肺動脈性肺高血圧症、腎不全、表皮水疱症、神経芽種といった大人でも耐えがたいような難病を日々戦っているが彼らには悲壮感が全くなく天使のように朗らか。冷たい病院の廊下でもキャッキャと跳ね回っているし、普通に友達とじゃれ合ったり立腹して罵ったりもする。普通の子供たちだけど背負っているものが他の子たちとは違うし、決して逃げることは出来ない。幼いながらも彼らはそれをちゃんと理解し受け入れているがゆえに元気に生きている。時折辛い症状に苛まれても次の瞬間には病室を外に飛び出していく。難病を扱う作品にはどうしても悲壮感が漂いますが、これにはそれが全くない。そこがとにかく清々しくて、胸の内があったかくなりました。

監督はアンヌ=ドフィーヌ・ジュリアンという方。二人の娘さんを難病で失うという悲しい経験をお持ちで、自身の体験を綴った本がベストセラーになっているそう。映画は本作が初監督。奇を衒ったところは何もなく、静かに子供たちを見つめる優しさが感じられる映像がとても印象的でした。子供たちはみんなとにかくキュートでしょうがないですが、彼らの周りにいる医師、看護師、両親、兄弟みんながとにかく愛情たっぷりで子供たちと向き合っている姿も美しくて、ニコニコしながらも瞼は腫れ上がってました。地味ですがジンとくる作品です。

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よね

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