パラレルワールド・ラブストーリーのレビュー・感想・評価
全301件中、161~180件目を表示
静かな緊張感が張り詰める
原作の後半を敢えて読まずに鑑賞。前半は本と同じくわかりにくく、混乱したが中盤から後半にかけて真実がわかっていく過程の静かな緊張感がとても良かった。派手な展開はないけれど、3人の演技に集中し気持ちを共感しながら最後まで観れた。映画館の大きなスクリーンと音響で観る静かな緊張感は独特な世界で、観た後にかなり疲れたがそれだけ引き込まれたとも言えると思う。智彦がしたことやラストシーンなど人それぞれに解釈が違うと思うので、観た後に誰かと話したくなる映画だと思う。宇多田ヒカルの主題歌も映画の世界観や雰囲気に合っていて最後がとても良い。
続きが見たい。
全体的に暗い。 主役にアイドルを起用していてアイドル臭を消した演技演出で本格派映画を狙っていると思うが 逆にアイドルの華やかさを利用して写真立てに写っていたデートの模様など明るいシーンがあれぼ感情移入しやすかったと思う。親友と彼女の付き合ってる様子ももっと描いて欲しかった。 3人の愛情の深さがあまり描かれてないので命がけの恋感が伝わりにくかった。 とはいえ、ストーリーは好き。前半から伏線を張っていたものをちゃんと回収していく感じは気持ちよかった。 三人のその後どうなったか続きが観たい。
原作のファンです
原作をはじめて読んだ時は本の長さと複雑さに混乱し、ラストでようやく全てのなぞが解けるすっきりさが好きでしたが、これを映像化するにあたり脚本でどこを削るのか、人間臭さや弱さを誰がどう表現するのか、とても難しい作品だと思いました。原作を知っていたのもあるかもしれませんが、今回みていてしっかりと広げられた世界観に加えて、伏線も回収されており、また俳優さんたちの心情描写が素敵だったと思いました。精神的に少ししんどさのある映画ですがまた見れたらと思います。
ひきこまれました
終わって放心状態でした。 物語にひきこまれて最後まで楽しむことができました。 答えが分かるともう一度みたくなると言われていましたが、まさにその通り! すぐにでももう一度みたくなりました。
「玉森裕太の代表作」
今年51本目。 映像美ですね。2016年11月2日に東京国際映画祭で「聖の青春」を見たのですが、森義隆監督はその作品で、松山ケンイチ(村山聖)と東出昌大(羽生さん)が居酒屋で語り合うシーンで、その後ろの庭の雪の景色が、非常に印象に残っています。 映像美で見せる監督ですね。 今作品では二つの世界をフィルムとデジタルで撮り分けて、映画見終わった後、二つの世界映像ちょっと違かったな、とそこも見所だと思います。 東野圭吾原作の「マスカレード・ホテル」が良かったので、それよりは若干評価下がりますが、最後でグンと持ち直しました。
期待しすぎたかも
前評判で2回は見たくなる映画、と聞いていたので東野圭吾原作だしどんな謎でどんな展開でどんな気持ちになるんだろう!と期待し過ぎたせいか見終わってからは少し物足りなさを感じた。 登場人物の少なさからかもしれないが少し無理のあるパラレル感。 もう少しテンポと納得感みたいなものを求めていたかもしれない。 主演の俳優がジャニーズなのでそこは期待していなかった分それ以上の演技力で違和感なく見れた。 1回見れば十分な作品で、さほど期待せずに見れば納得いく作品だと思う。
不思議な世界
場面が変わり過ぎて一度ではわからない伝わらない。でもそれが監督さんの作りたかったもの。映像化難しかった作品 。原作を読んでからの鑑賞、、そしてまた読み返す、そしてもう一度。混乱しながらも悩み苦しみ生み出した。そんなキャストのココロが伝わってくる。映像のないエンドロールに、流れてくる宇多田ヒカルさんの歌声に泣けました。パンフレットもぜひ手に取ってみてください。またお休みに行きます。
中毒性のある映画でした
初めは、2つの世界が目まぐるしく入れ変わり、今はどちらの世界なのかを把握するのに必死だった。しかしそれが主人公の困惑を共有し、早く真実を知りたいという焦りにも似た思いを抱かせるストーリー展開は見事だと感じた。 俳優陣の魂のこもった演技も印象に残る。それぞれが苦悩と憂いを、体当たりで演じていて、気迫を感じた。特に主演の玉森くんは、普段の爽やかで綺麗なイメージとは違い、顔を歪ませ苦悩し弱っていく姿はとても痛々しいのに、どこかとてつもない色気を感じた。理屈ではなく見ている人を惹きつける力を感じた。また吉岡さんは明るい陽のイメージがあったが、色んなものを背負った抑えた演技、言葉が少ない中たたずまいでしっかりと演じていた印象。染谷さんは見事な演技力でしっかりとしたキャラクター像を演じきっていたと感じた。 鑑賞後1日が経った今、鑑賞直後よりもその演技、表情が頭から離れず、すぐにでももう一度見たい、あの感覚を味わいたいという思いが溢れる。 制作側、そして俳優陣の細かなこだわりは一度見ただけでは味わい切れるものではないと感じた。 何度も見たくなる、クセになる映画だと思う。
混乱するのが面白い。東野作品の中でも好きな映画です。
東野圭吾さん原作ということで、楽しみにしていました。 最初観たときは混乱しましたが、つまらなくなる混乱ではなく、引き込まれてあっという間に終わってました。 気になってるところがあったので、パンフレットを購入しもう一度観たら、納得。面白かったです。 アイドルの気配を消した玉森裕太の演技も良かったし、染谷将太のさすがのお芝居は見応えあり。 洋画をよく観る方にも楽しめると思いました。 わからなくてもその混乱自体を楽しめるのですが、パンフレット買って(または公式サイトのネタバレサイトを読む)、2回観るのがおすすめです。 なるほどな〜ってなりました!
何度でも観たい、誰かと語りたくなる映画です。
初めて観た時は主人公に入り込みすぎて、苦しかったしヘトヘトでした。 視点を変えるだけではなく、複数人で観に行ってその後話をすると、とらえ方感じ方が全く違って、なるほど~と思い、また確認の為に観たくなる映画でした。 ちなみに娘は、智彦が1番意地悪で酷い人だったと言っていて、びっくりしました。 皆さんはどう見ましたか? 語りたい~www
鑑賞後も心捕らわれたまま
敦賀と麻由子は難しい役だったと思う。
それに反して多分、智彦は誰が演じても恋人より友情を取る優しい性格で天才でとても魅力的な役だ。
三角関係に見えて、実は崇史と麻由子は現実と欲望を混同させ自己勝手で最低な役柄を見事に演じきっている。
ぜひこのキャスト、スタッフでドラマ制作を熱望します。
東野圭吾作品はたった二時間では表せない。
けれど映画に撮りきった監督には感嘆しかない。
ラブストーリーだよね
SFにある平行世界ではなく主人公の記憶が現実と交錯していく世界 これもパラレルワールドなのかな とは思うものの前半は色々想像が出来てなかなか楽しい 中盤辺りからメインの男二人は妬みやら恋心やらでドロドロとした感じに 玉森君は最初の爽やかな印象からドンドンやな奴になっていく 最後は取り敢えず回収してわかったようなわからないような ラストにもう一度出会うところを君の名はとか言ってる人もいるけど 君の名はのラスト見てよくあるやつやんって思ったから こんな終わりかたはよくあるんだわ ここのところコンフィデンスマン見てうちの執事見てパララブ見て一言 コンフィデンスマンはスカッとしてうち執は廉君が可愛くって 一番モヤモヤしたのにもう一度見るならパララブ
2度3度と観たくなる
1度目はミステリーとして、2度目はラブストーリーとして。観るたびに新しい気づきがある。崇史役を演じた玉森くんの憂いのある切ない演技にもってかれた。最後の泣くシーンの余韻が消えない。
何度も観たくなる映画
1回では理解できず、気になったところを確認したくてもう一度みて、パンフレットを見て 脳の改変された記憶の映像や音、世界によって撮り方を変えている事を知り、また観に行ってと、色々な視点から観れる映画、何度見ても面白いと感じる映画は初めてかも。
全301件中、161~180件目を表示