パラレルワールド・ラブストーリーのレビュー・感想・評価
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主題歌がぴったり
1度では分からない面白さ
人間らしさが描かれている作品です
2度目から分かる面白さ
公開前から期待していた作品の一つであるパラレルワールドラブストーリー
公開初日に行ってみたものの、伏線だと思っていた箇所が本編とは関係なかったり、変わりまくる二つの世界に混乱してしまい、終わった後面白かった!!!すっきり!!!という感情にはならなかった。
パンフレットを読み、2度目を2日後に鑑賞したところ、分からなかった箇所の解釈がなんとなくわかってきて「次は誰の目線で観ようか、」ともう既に3回目の予定を立てている。
一度まではわからない面白さが二度目三度目と回を重ねるごとに面白く感じていくのであろう。
ミステリー好きには…でも…
はっきり言います。
ミステリー好きならば序盤でトリックがわかると思います。少し頭を整理すれば混乱することなく物語は進んでいきます。
でも、私はこの映画を何度も見たくなりました。
なぜなら?
俳優さん達の演技が素晴らしかったからです。染谷くんの演技を初めて見ました。序盤からラストまでミステリアスです。彼の存在はこの映画のキーです。凄いと思います。
吉岡さんは可愛いイメージから一転し怪しげで儚く危なさを含んでいます。
そして、玉森くんの演技はこの映画で一番人間臭く混乱していく様子が見ていてとても辛くもなり、引き込まれました。
ミステリー映画には物足りないけども…それぞれの感情を考えて見ることによってこの映画は何度も違う視点で物語を見ていけると思います。
愛という錯覚
原作を読んだ上で映画を拝見させていただいたので、物語に対してさほど混乱することはありませんでした。
原作よりもすごくわかりやすくなっているなというのが終始抱いていた感想です。
ただ、原作を読んでいない方だと多少混乱される方もいらっしゃるのではないかと思います。
様々な解釈ができるとは思いますが、私は全員自分自身を愛しているように見えました。要は誰も対象を愛しておらず、他人に向けられていると思い込み、それをさらに愛だと錯覚した思いを全員が持ち合わせていて、全員が自己陶酔しているように見えました。それぞれが抱いている思いが何なのかというのは、一見違うように見えて本質は自己満足のものでありその点においては似ているように思いました。
ストーリーの展開と人間が抱く複雑で醜い思いに思いを馳せ、そういった意味で頭を使う映画だなと思いました。
難しい
2回目も楽しめた
リバースの玉森くん、カルテットの吉岡里帆ちゃん、寄生獣の染谷くん、みんな好きな俳優さん。期待。
原作を読んでないので、どんどん場面が変わっていく展開についていくのに必死で、いろいろ推理しながら想像しながら見ていたのですが、想像してたラストよりキレイな終わり方で、あぁこういう風におさまるのね。とホッとしました。
最後の方の玉森くんと吉岡里帆ちゃんのシーンがとても良かった。
エンドロールの宇多田ヒカルの歌がこの世界にぴったり!余韻がすごくて家に帰っても映画のことが頭から離れず、次の日早速2回目。
ストーリーを知った上で見るとまた違う映画を見てるようで、2回目も楽しめました。
なんだかくせになる映画でした。
次は別の人物の視点で観たい
東野圭吾原作という点と、単純にパラレルワールドというワードが好きで鑑賞。
初めに、これは作品としてとても面白かったので観て損はありません。ミステリーとしては割と早い段階でトリックというか、あぁこういうことかと理解できてしまうので、あとは答え合わせをしながらストーリーを楽しみます。謎解きミステリーと謳っていますが、この作品は謎解きをしながらも、登場人物の視点によって大きく捉え方が変わるただただ胸が押し潰されるような切ない切ないラブストーリー作品だと私は感じました。こういう角度でこんなに切ないラブストーリーを表現できるのかと感心さえしました。
さすが東野圭吾です。キャストも主演の玉森くんはドラマ「リバース」の演技が魅力的だったのでそこから開花したように感じますし、染谷くんも上手ですね。観た後で、次はこの人物に視点を当てて観てみたいと思いました。2回目観に行きます。
解釈は面白いけど。
原作未読。設定に惹かれて鑑賞。
前半まではクリストファーノーラン的な時系列飛び飛びで、どんな謎解きだろうと見ていれたが、後半で割と早めに展開が読めてしまい、謎解き部分も抑揚がなく後半になるにつれて退屈になっていった。
謎解き以降も愛憎の感情を描いてはいるのだが非凡な印象。
パラレルワールドというSF要素を脳の記憶という話にしているのは面白いが、その描き方があまり上手くない感じ。
途中の老人のあきらかな偽物感とか、そいつが関係してくるのかなと思ったら関係してこなくてなんじゃそりゃとなった。
所々主人公の記憶部分?が荒いフィルムっぽい感じになってたり何かやろうとしている感はあるのだが、そういうのやりたい、真似してみたい感が先行している印象。
ラストの渋谷のスクランブル交差点カットもまんまバタフライエフェクトじゃん!
映画が終わった後後ろの席の女性が、スクランブル交差点で止まられたらすげー邪魔だよね、と言っていたのが印象的だった。
もう一度観たくなってしまう
なかなか面白い
原作ファンなのであまり期待せずに観たけどなかなか面白かった!と言うのが率直な感想。
原作を読んでいる人が観るとやはり映画は展開が早すぎるように感じてしまうのは仕方がないとわかりつつも、そこに☆−1。
崇史、智彦、麻由子のそれぞれが葛藤する気持ちが少し弱く感じてしまった。
展開が早いが故に登場人物の感情の移り変わりみたいなものが多少わかりづらかったが、それをうまくカバーしていたなと思ったのが、崇史の嫉妬の顔。めちゃくちゃ嫌な顔するなこの人!!と思って観終わって調べたら、アイドルというのに驚いた。しかもあの事務所の…。あまり俳優として売り出していないのか?もっと色々な作品に出ててもいいと思う。
ラストは原作の少し先を描いている感じだったが、この先2人はどうなるんだろうと含みを持たせる終わりが良かったと思う。
あと撮り方?というか画質が粗い場面が何箇所かあり、崇史が思い出しているシーンをそうしてるのかと思ったが単純にそういうわけではなく、そこが気になったので時間があったらもう一度注意して観たい。
見る側の集中力が高められていく作品
ストーリーも設定も演技も悪くないのに…
東野圭吾さんの作品ということで、原作未読ながら勝手に期待値を上げて鑑賞してきました。予告からSFミステリーを想像していましたが、まあそんな感じでそこそこ楽しめました。
ストーリーは、玉森裕太くん演じる崇史が、吉岡里帆さん演じる麻由子に想いを寄せてはいるものの、染谷将太くん演じる智彦との三角関係にあり、自身にある二つの記憶の中で混乱し、しだいにその謎が紐解かれていくという話です。
本作の肝は,なんといっても二つの記憶が存在する謎そのものだと思います。したがって、この謎をどう見せ、どのようなオチをつけるかが重要になってくるわけですが、実際には二つの現実に加えて回想までが入り乱れ、シーンが切り替わるごとに混乱しそうになりました。あえてそうしているのでしょうが、これは効果的に働いているのだろうかと疑問に感じました。
また、ラストのオチもなんだか納得いかないもので、ラブストーリーと言うには憚られるような結末でした。そのため、俳優陣は頑張っていたとは思いますが、ほぼ誰にも共感することができませんでした。
というわけで、ストーリーも設定もおもしろく、演技もなかなかいいのに、それらが今一つ生かされない、もったいない印象の作品でした。
何度も見たくなる映画
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