劇場公開日 2019年9月20日

「親切って大事だね」アイネクライネナハトムジーク U-TAさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0親切って大事だね

2019年10月20日
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鑑賞方法:映画館

三浦多部コンビが好きで観たのだが どのキャラにも自分と重なる部分がない 映画という幻想に引きずり困れることなく…となると終始あら探しになってしまう なんでこの映画ダメなのか?ばかり考えてしまう。 まず 演技 これは役者のせいというより それでokを出す監督と自分の感覚が違うのだと 最初の方の矢本の家での矢本の演技で思ってしまう。さらにそれぞれの家のインテリアもリアリティーがない モデルルーム感が消えない スーパーの買い物でのエキストラの横切り方 学校の合唱での老けすぎ高校生をエキストラに使う
…これ仙台で撮る意味あるのか? かと言え 強引に牛タンとか名所を映して観光タイアップはごめんだが…もっと美しい場所あったのでは…と思えば 後半にとってつけたようなサンド二人登場…
この監督はあまり気にしない人なのかな…
でも こういう背景部分は大きなスクリーンでは大事だと思うのだが…
それは 主役を際立たすには 脇役がもっと演技の上手い人が必要とするが 原田泰三やMEGUMIでは厳しい
良かったのは 貫地谷しほりだった 若い娘の役を魅力的に演じていたと思った
今回特に残念だったのは多部未華子 あれっ? 何か演技に飽きているのでは?のってない 最後 家で待ち出迎えるシーンもとってつけた感 リアリティーがない ハッピーエンドも この二人うまくいかないんではないか…と思ってしまった。あの部屋が寒いのだ…
さらに矢本の娘の恋人も唐突な登場…  まあ 挙げればきりがない
三浦多部コンビに期待し過ぎてしまったのかな…と 座席を立つと ズボンのポケットから落ちたスマホを後ろのカップルの女の子が親切に拾ってくれた…あっ 出会い!?…違うか! でも うん 親切っていいよな もっと素直に映画見ようと思いましたマル  そんな親切に⭐2つ

U-TA